【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《描いてみる編》

ストックイラストクリエイターの皆様、いつもPIXTAへ作品をアップしていただきありがとうございます。
今回から「はじめての手描きストックイラスト」と銘打ち、複数回に分けて手描きイラストレーターの方向けにストック素材としての制作Tips(豆知識)をお届けいたします。

手塩にかけた手描きイラストが無事に登録・販売、そして売れるように、ストックならではの注意点を実例を交えて解説いたします。
ぜひ、お役立てください!

こちらのストックイラスト初心者向け記事、全3回でお届けしています。
» 第2回【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《データ化編》
» 第3回【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《レタッチ~アップロード編》

《描く前に意識したい3つのポイント》

1.テーマを明確にする


購入者が一目で見て、そのテーマが明確に伝わるかどうかを意識しましょう。
伝わりづらいと使用用途の想像も難しくなり、選ばれない可能性が高くなります。
まずは、テーマを明確にしてから描き出してみましょう。

2.どう利用されるのか、想像してみる


テーマの明確化の次に大切なのがこの考え方です。
まずは自分が購入することを想像して、PIXTAで販売されている素材を見てみましょう。そうすると使いやすい要素が見えてくると思います。
例えば、ワンポイントの挿絵に使用するイラストは、上下左右にしっかりと余白があって、背景は真っ白の方が使いやすい、、、などです。



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3.きれいな紙を選ぶ


紙に描いたイラストを、ただスキャンや撮影してアップしただけでは、審査を通過できないこともあります。
レタッチ(画像修正)を行ってイラストを整えてあげる必要があります。
具体的には、背景のゴミや影・滲み・塗りミス等を修正してから素材をアップロードしましょう。

その際に邪魔になるのが紙の汚れ、シワ等です。
レタッチの手間を削減すると同時に、手元が狂ってしまうなどミスの発生減少に繋がりますので、紙を選択する際は注意を払うようにしましょう。紙の素材感を出したい場合を除いて、できるだけ綺麗な紙を選ぶのがオススメです。

《描くときに意識したい4つのポイント》

ここからは実践篇です!
上記のポイントをふまえてイラストを描いてみます。
今回はこれからの需要を考えて、日本の夏をイメージしやすいものをテーマにしてみました。
描く時のポイントは以下の4つです!

1.イラストは出来るだけ大きいサイズで描く


元の絵が小さいと、イラストをデータ化する際に画像サイズが小さくなってしまい、ストック素材としての基準を満たせなくなってしまう恐れがあります。


高解像度での拡大スキャンや、接写撮影をする事でデータ的に大きくすることは出来ます。
ですが、本来のイラストを拡大した分、線の印象が太くなったり、見えなかった汚れ等のゴミも目立ってしまいます。
※レタッチすることで修正できますが、余計な手間を増やしてしまうのでオススメできません。

後々の手間を考えてイラストは出来るだけ大きいサイズで描くようにしましょう。

2.使いやすさを意識する


購入者がイラストを選ぶポイントの一つに「使いやすさ」があります。
以下のようなポイントを意識して制作しましょう。

  • キャッチコピーなどが載ることを想定して余白(コピースペース)をつくる
    ※年賀状などポストカードをイメージしてみましょう
  • 切り抜きやすく引き伸ばせる背景にする(白や単色、シームレスパターン)
    ※文字の載せやすい配色を意識してみましょう
    ※参考:シームレス(繋ぎ目のない)素材

  • 背景込みのイラストを描く場合は、特にコピースペースに意識してみましょう。

このように、スペースを意識すると、キャッチコピーなどの文字が乗せやすいですよ!

3.下書きはしっかりと消す


レタッチの手間や審査NGを減らす為にも、下書きはしっかりと消しましょう。
描線する際には以下のポイントを踏まえるとレタッチ作業がしやすくなります。

描線する時のポイント

  • 淡過ぎず、濃いめに描く
  • 極細の線は避ける

このように上記のポイントを踏まえてしっかり描線することが大事です。
また、修正を重ねて紙面が無駄に汚れてしまうのを避ける為にも、紙上での修正は可能な限り抑えておくのが賢明です。細かい修正はレタッチで行いましょう。

4.彩色について


上記の3点を抑えた上で、彩色に入りましょう。
テイストによって変わってくると思いますが、基本的にはアウトラインからはみ出さないように丁寧に塗りましょう。
薄い色から塗っていくのがおすすめですよ!

彩色完了です!

今回ご紹介したポイントを踏まえて「使われる事を意識」して描くようにしましょう。
次回は描いたイラストをデータ化(スキャン・撮影)する際のポイントをお届けします。

そして、、、
実はストック素材としての品質基準に関わってくる大事なポイントが彩色後のイラストに隠されています。
どこがポイントか、皆さんお気づきでしょうか?(次回に続く!)

【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト
» 第2回【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《データ化編》
» 第3回【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《レタッチ~アップロード編》

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