この記事では、皆さんの身近にあって手軽に撮れる街の風景写真とストックフォトの関係についてご紹介していきたいと思います。
PIXTAには、日本全国の有名な観光地・史跡・景勝地の写真はたくさんあります。それはなぜかと言うと、多くの方が撮りたいと思う写真だからです。
ただ、「たくさんある」ということはどういうことでしょうか? これはつまり「競合(ライバル)が多く、購入者さんの目に留まることが大変=売れにくい」コンテンツということになります。
では競合が少なく、なかなか撮れない写真とは何でしょうか?
それは「ご自身の住んでいる街」の風景写真です。使用用途としては、主に不動産関連や地域密着型サービスの広告等に使用されることが多いようですが、地域によってはまだまだ登録が少ないのが現状です。
そこに住んでいるからこそ撮れる(あなたにしか撮れない)地元の風景を、旅先で写真を撮るようにぜひ一度撮影してみてはいかがでしょうか?
ストックフォトによる街の風景写真のポイントは?
街並(風景)を撮る時は構図に注意しましょう。どんな構図で撮ればその街を判りやすく表現出来るのかを考慮して撮影ポイントを探してみましょう。また、天気(ライティング)も重要なポイントになってきます。
まず、風景写真を利用する際に一番のポイントは、空に雲が無いor晴天であることです。コピーを載せやすく引き伸ばしやすいので、ぜひ雲のない天気が良い日に撮影してみましょう。近くに住んでるということは、一番いいタイミングで撮れるということです!(もちろんレタッチでカバーできますが、その際は不自然にならないように注意しましょう)
このように建物や街並みなど、その都市や街を象徴するもの捉えた構図にするとわかりやすくて使いやすい素材になります。
わりやすい象徴がなかったとしても構図や抜け感を出すことで、その街の雰囲気を表現することができます。
まずはご自身の街の素材がPIXTAにあるか検索してみましょう。そして不動産関連など街の風景写真が使用されそうな広告や誌面もあわせて確認してみることもおすすめです。
ポイントは、同じ構図でもバリエーションを持たせることです。寄り引きはもちろんですが、天気の異なる日や、朝・昼・晩と時間帯を変えることによってその街の表情は全然変わってきます。(夜景が綺麗な風光明媚な景勝地の「日中」の写真も実はニーズが高かったりします。)
時間帯を変えることで行き交う人や車などが「写っている・いない」というバリエーションにも繋がってきますので、このポイントを踏まえて撮影してみましょう。
そして、検索されることを前提にタグ付けにも注意しましょう!
コチラも併せてチェック
●“購入者目線”でわかる!! 自分の作品が検索されやすくなるタグ
注意したい点
街並や風景を撮る際に注意したい点やNGポイントをまとめてみました。
素材を制作(企画・撮影・レタッチ)する際には以下のポイントに注意しましょう。
様々な”惜しい”ポイントがまとまっている記事です。
・リジェクト理由/構図について
※風景を撮る際は特に水平に注意しましょう。
・リジェクト理由/ライティングについて
※建物の影や太陽の位置などに注意してよりよい撮影ポイントを探しましょう。
・モデルリリースついて
※街を行き交う人だけでなく、街頭の看板やポスターなどにも注意しましょう。
・リジェクト理由/個人情報や商標について
※街並を撮る際は車のナンバーの写り込みも注意しましょう。
・プロパティリリースについて
※ストックフォトの撮影は、個人の作品とは異なり、その写真が広告などの商用に利用される可能性のある【商用目的の撮影】です。個人の記念や作品としての撮影は可能だが、ストックフォトとしての販売は許可していない、というケースもありますので、確認の際にはご注意ください。








