【風景撮影のポイント】「惜しい・・・」をなくそう!

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「惜しい・・・」をなくそう!風景撮影のポイント

No. 7277654 | by naka

PIXTAでは素材の販売にあたって審査を行なっております。

ご存知の通り、あくまでも販売用ストック素材としての適切さを確認させていただくもので、作品そのものの出来栄えを評価するものではありません。

 

つまり皆さんがあるテーマに沿って撮った被写体が、ストック素材として広告等に使用出来得るクオリティで捉えられているかを独自の基準で審査させてもらっております。

 

「惜しい・・・」をなくそう!シリーズでは具体的に、

① 画質、技術面のクオリティ

② つけられたタグやタイトルの内容が適切か

について審査側の意見をベースに「惜しい・・・」ポイントを挙げて、それに対する解決策を提案していきたいと考えております。

 

今回は風景(特に建物・街並)についての「惜しい・・・」ポイントです!

 

風景素材でのよくある「惜しい・・・」は?

●風景を撮るときに抑えておきたいポイント

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著名な史跡だったり、話題の場所だったり、レアな観光スポットだったりと、 お陰さまで他社にはないたくさんの素材がPIXTAでは販売されています。

※教科書などへの掲載など資料として購入する方も結構いらっしゃるんですよ。

 

しかし、そこに行ってシャッターをただ押せばいいのではなく、 「ストック素材としてのクオリティ」を意識してみてください。

つまり、どの様に風景素材が広告などに使われているかをまずは確認してみましょう。

 

では実際にスタッフが街へ繰り出して撮影した写真をご覧ください。

 

【どれがメインの被写体なのか判断できない素材】

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それぞれにピントも合って捉えられているものの、、、

 

狛犬なのか?本殿なのか?灯籠なのか?

 

惜しい以前にしっかりとメインの被写体を決めてから、構図を考えてみましょう。

 

【余計なものが写り込んでいる・・・】

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お参りする参拝者の後ろ姿であれば、素材としてマイナスポイントになりませんが、その場所にマッチしてない人物の写り込みには注意しましょう。

 

そして、ご覧の通り個人が特定出来なかったとしても、使いにくい素材になってしまいます。

【時間帯が惜しい・・・】

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騒がしい都会の中に佇む静寂な空間を捉えられています。

ですが、時間帯を変えるだけでもっと良くなるポイントがあります。

 

・逆光によって背景のビル群が飛んでしまっている

・メインの被写体が影になってしまっている

・フレアが生じている

 

【どれがメインの被写体なのか判断できない素材②】

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こういった街並の素材も多数あります。

先ほどの神社同様にこの写真も撮影者の意図が中途半端になってます。

 

奥に見える高層ビルなのか?手前の緑地や柱などの建築造形なのか?

それとも、手前の柱と奥のビル群の垂直が揃っている事なのか?

 

ですが、ストック向けとしては、下記のどちらかの撮り方をおすすめします。

※実際に同じ場所から撮れる写真です

【奥の高層ビルをメインとした素材】

IMG_9741

メインの被写体を決めることで、とてもすっきりとした素材になりました。

また、ビルも垂直に撮れています。

【建築造形をメインとした素材】

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展望台からの素材ですが、観光客が写らない様にしっかりタイミングを見極めて撮ってます。

また、奥の高層ビルをガラス内に納めて、すっきりした背景(構図)になってます。

 

さて、こういった「惜しい・・・」事を含めて、以下の二枚の素材をご覧ください。

スタッフが選んだストックフォトとしての高クオリティな素材です。

審査スタッフが選ぶ高クオリティ素材

【神社仏閣篇】

5044704

No. 5044704 | by shimanto

【街並篇】

10540190

No. 10540190 | by Vichie81

【ポイント】

① 有名な場所の一番人が見たいと思う一角を撮影している

② そのイメージに一番あった時間帯や条件で撮影している

③ 素晴らしい構図

④ 適切な画像編集(色、階調、コントラストの調整)

 

有名な場所を大衆が持っているイメージに限りなく近づけて撮影されています。

また、このクリエイター達は「構図の黄金律」みたいなものを心得ていると感じます。

人が目で見た時の効果的な比率を、状況に応じて上手く使い分けている事が判ります。

ものすごく高い技術が凝縮されている一枚です。

 

風景素材でのよくある「惜しい・・・」を減らすには?

下記の3点をじっくりと考察してから撮影に臨んでみてください。

 

・メインの被写体を決めよう!

同じ場所でメイン違いで撮ってみましょう。

バリエーションが増えて売れる可能性もUPします。

 

・どんな構図が使いやすいのか試写しよう!

とにかく足を使い、色んな角度から色んなフォーカスで写してみることが重要です。

比較してみるとより良く被写体が写る角度が判ってくると思います。

 

・どんな状況で捉えればいいのか考えよう!

その次はどんな状況で捉えればその被写体が活きてくるかを考えてみてください。

自然光もライティングです。街行く人や空の雲も小道具です。

時間・天候によって千差万別なので、どのタイミングがよいのかを充分に考えてみましょう。

 

上記のどれか1つでも掛けてしまうと、ストック素材として「惜しい・・・」になってしまいます。

「惜しい・・・」を減らすことは売れる素材への近道です!

 

P,S

検索しやすいように場所などの固有名詞は正しくタグに入力することをお忘れなく。

 

●合わせてチェック!!●

ストックフォトで覚えておきたい基本の構図

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