撮影した後で被写体が汚れていてレタッチで大変な思いをした事ありませんか。
せっかく企画を考えて準備してセッティングをしても被写体自体がきれいな状態でなければストックフォトとしての魅力は半減してしまいます。
特に気を付けた方がいいのは「料理」や「食材」です。
やはり食べ物の場合は傷がなく美味しそうに見えるモノを選んだ方がストックフォトとして魅力的です。
イチゴやプチトマトなどはよく被写体として選ばれていますが、よくよく見ると葉の先が茶色く枯れていたり、身の部分が傷ついていたり、シミになっている事がよくあります。
そういう部分が見えない様に位置を変えてみたり、回転させて傷が見えない場所をカメラに向けるだけで出来上げりは変わってきます。
自然の中にある花や植物なども同様です。
また、金属など光沢のあるモノの場合、指紋やホコリなどが目立つ事があります。
ガラスのコップや携帯電話、パソコンのモニターやキーボードなどは撮影前によくチェックし、汚れのないモノを用意するか、きれいに拭いてから撮影しましょう。
人物の場合でも同様です。
ビジネスシーンでネクタイがズレていたり、髪の毛が目に掛かっていてもだらしない印象になってしまいます。
シャッターをきる前にもう一度、服や髪型をチェックして撮影しましょう。
また、赤ちゃんや子供の撮影の場合はヨダレや鼻水などが目立つ場合があります。
普段の撮影ではそれも可愛いのですが、ストックフォト用に撮影する場合は、ハンカチなどで一度顔を拭いてから撮影してみましょう。
撮影前に被写体をきれいにしたり、きれいな状態のモノを選ぶ事によって撮影後の手間を軽減する事が出来ます。