売れる花の写真を撮る4つのポイント

春になって暖かくなってくると、キレイに咲いた花を見ることも多いですよね。
春に限らずとも、四季折々の花の美しさは思わずシャッターを切りたくなるものですが、売れる花の写真とはどんなものでしょうか?

多くの方々が撮影の題材にされている花、PIXTAにもたくさんの登録をいただいています。
そこで今回は花を撮影する時のポイントをまとめてみました。ちょっとした気づかいで、同じ花の写真でも売れるものと売れないものが分かれてしまうので、注意してくださいね。

1. 個体を選ぶ

虫がカジってしまったり、枯れかけた花びらなども写真としてはいいのですが、ストックフォトの場合はあまり好まれていません。
商品のイメージカットやパッケージなどに使われたりするので、なるべく綺麗な個体を選びましょう。

2. 光を選ぶ

光の当たり方で花の表情はまったく変わってきます。
・順光で細部まではっきりと写した方がいいのか
・立体感を出す為にサイドからの光を選ぶのか
・逆光で撮影して花びらのスケ感を出すのがいいのか
・真上からの光で夏っぽさを出すのがいいのか
・レフ板やディフューザーなどを使って柔らかい光を作る方がいいのか
など幾通りの選択肢があります。
その花を撮影するにあたり、どういう光が一番良いか、雰囲気にあっているかを考えて撮影する時間帯や向きを選びましょう。

3. 背景・構図を工夫する

せっかくいい花を見つけて、光を選んで撮影したとしても、背景にゴミやフェンスなど目立つ物が入ってしまうと写真が台なしになってしまう事があります。
また、たくさんの花を写そうとして窮屈な印象になったり、逆に1つだけしかいれず、全体がガランとした印象になったりと、構図にも注意が必要です。
事前にゴミを移動させておいたり、撮影する角度や切り取り方、F値の設定、レンズ選びなどを工夫して撮影しましょう。

4. 名前を調べる

ストックフォトの場合、名前はとても大切です。
写真を探している人は検索BOXに「キーワード」を入れて探しています。
「花」と入れて探している人もいますが、多くは自然に咲いている花ではなく、イメージ的に使える様な写真を探しているケースが多くなっています。
自然に咲いている花を撮影したらアップロードまでに名前を調べておきましょう。
また、花畑や草原などの場合はロケーションの情報なども重要になってくるのでタグ付けの際に忘れず入力しましょう。
桜や向日葵、コスモス、椿など身近な花などはすでに登録数が多い為、ストックフォト向きな写真以外は登録できない場合があります。
また、希少な花などは登録数が少ないので売れる確率が高くなりますので、ぜひアップしてみてください!

写真素材 PIXTA
(c) UYORI写真素材 PIXTA

写真素材 PIXTA
(c) Rosy*写真素材 PIXTA

写真素材 PIXTA
(c) zuuto写真素材 PIXTA

写真素材 PIXTA
(c) HIRO写真素材 PIXTA

写真素材 PIXTA
(c) HIRO写真素材 PIXTA

写真素材 PIXTA
(c) ララ写真素材 PIXTA