機械学習用「日本人こども100名分顔画像データセット」販売開始のお知らせ

この度PIXTAでは、「日本人こども100名分顔画像データセット」の販売を開始しました。

日本の画像を豊富に取り扱う強みを活かし、日本人のこども100名分の顔画像データセットを作成いたしました。こどもを対象とした高精度な顔認証AIの開発などにご活用ください。

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「日本人こども100名分顔画像データセット」概要

提供データの概要

名称日本人こども100名分顔画像データセット
データ数200点 (1名につき2点、100名分)
価格49,500 円(税込)
※各種アノテーションは、有料にて承りますのでご相談ください。
撮影場所日本国内の屋内・屋外
構図人物の正面(両目が画角に写っている範囲)からの画角
胸元から上~顔のアップを撮影したもの
内容日本人のモデル1名につき画像2点
男女50名ずつ、100名分の画像合計200点 
※眼鏡をかけている被写体を含む
未就学児:男児15人、女児20人
小学校低学年:男児15人、女児15人
小学校高学年:男児20人、女児15人
特徴・商用利用可能
・撮影者から機械学習用データ活用の許諾取得済み

<提供イメージ>

想定する導入企業・活用分野

  • 商業施設や公共交通機関における迷子検知・行方不明児童の早期発見を目的とした監視システムの開発に活用
  • 顔認証による出欠管理システムの学習データとして利用し、児童の出席確認を自動化・効率化するAIモデル構築に活用
  • 通園バス乗降確認や園内見守りサービスにおいて、子どもを正確に識別するアルゴリズムの精度向上に利用
  • 来店者属性分析において子ども連れ率や年齢層を推定するAIモデルの学習データとして活用し、ファミリー層向けのサービス改善や店舗運営に貢献

提供の背景

近年、日本国内では子どもの安全や防犯に関する社会的課題が注目されています。警察庁の統計によれば、2023年(令和5年)には9歳以下の子どもの行方不明届が年間で1,115件に上っています(警察庁「令和5年における行方不明者の状況」より)。加えて、通園バスでの置き去り事故や登下校時の見守り体制強化など、子どもの安全確保に関する社会的要請はますます高まっています。こうした背景から、防犯カメラ・見守りサービス・学校における出欠管理システムなどで、顔認証AIを子どもに適用するニーズが広がりを見せています。

一方で、子どもの顔は大人に比べて特徴が未発達で個体差が小さく、さらに成長によって短期間で大きく変化するため、AIによる識別が難しいとされています。そのため、子どもを対象とした高精度な顔認証AIの開発には、専用の顔画像データセットが欠かせません。しかし現状、オープンソースにおいて子どもの顔画像データはほとんど提供されておらず、研究者や企業が利用できるリソースは非常に限られています。

そこで、PIXTAは「日本人の子どもの顔画像データセット」を商品化いたしました。本データセットは、男女それぞれ50名・合計100名分の日本人モデルによる顔画像を収録し、各モデル2枚ずつ計200枚で構成されています。すべて正面撮影による高品質な画像を揃えており、AI研究やプロダクト開発に活用いただけます。

今後もPIXTAは、AI開発の現場で求められるデータを迅速に提供し、日本国内におけるAI技術の発展と社会課題の解決を支援してまいります。

「日本人こども100名分顔画像データセット」提供の流れ

機械学習用画像・動画データ提供サービスにお問い合わせください。データのサンプルや詳細を案内いたします。

今回のデータセットには、日本人のモデル1名につき画像2点男女50名ずつ、100名分の画像合計200点が含まれていますが、用途に応じて、人数の増加やモデルあたりの画像点数を増やすなどのカスタマイズが可能です。

今回案内しております「日本人こども100名分顔画像データセット」以外にも、機械学習用の画像・動画をお探しの際には、ぜひPIXTAにお気軽にお問い合わせください。