一眼レフカメラの大きな特徴として交換レンズがあげられます。
用途によって広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズなど自由に変えて撮影する事が出来ます。
コンパクトカメラにも「ズーム機能」がある機種があり、レンズを交換しなくても被写体の大きさを変えて撮影出来ます。
レンズには被写体の大きさを変える意外にそれぞれ特徴がありその効果を知ると撮影の幅が広がります。
例えば、
背景がごちゃごちゃしていてボカして撮影したい時にどのレンズ選べば良いか。
遠近感をだして迫力のある写真を撮影したい時にどのレンズを選べばよいか。
撮影内容によって使うレンズを変えてみましょう。
標準レンズ
人間の目と同じ位の大きさに被写体を写す事ができます。
広角レンズ
- 標準レンズより広く撮影出来ます。
- 遠近感が強調され被写体と背景の距離が広く見える
- 被写界深度が深くなります。(ピントのきて見える幅が広くなります)
- 全体的にピントのきて見える写真になる
- 手ブレに強い
望遠レンズ
- 標準レンズより被写体を大きく撮影できます。
- 遠近感が少なくなり被写体と背景の距離が近く見える
- 被写界深度が狭くなります。(ピントのきて見える幅が狭くなります)
- 背景をボカした写真になる
- 手ブレに弱い
焦点距離による背景の違い
下の写真は被写体を同じ大きさに撮影したしています。
それぞれの写真の背景の違いやボケ具合を参考にして撮影してみてください。
【28mm(広角レンズ)で撮影】
【70mm(標準レンズ)で撮影】
※本来標準レンズは50mmですが、効果の差が分かりやすい様に70mmで撮影しています
【200mm(望遠レンズ)で撮影】