ストロボのコツ 背景を意識しよう

日陰や屋内などで人物などを撮影した際に背景が飛んでしまって何も写っていなかったなんて事ありませんか。
これはメインの被写体と背景との露出の差によって起こっています。

メインの被写体だけを撮影したい場合はこれでもOKですが、背景も一緒に写したい場合はこのままでは撮影する事が出来ません。
メインの被写体と背景の両方を写す場合は背景の光に合わせてカメラの露出を決めて、そこに合った光をメインの被写体に当てて露出を揃える必要があります。

【1:自然光のみで撮影 F5.6:1/10】
自然光
この写真は窓際で自然光だけで撮影しています。
人形はちゃんと写っていますが背景は白飛びしてしまっています。

【2:自然光とストロボで撮影 F5.6:1/10 + F5.6のストロボ光】
F5.6
この写真は「1」の写真にF5.6のストロボ光を当てています。
ほぼ先ほどの写真と同じで背景は白飛びしています。

【3:自然光とストロボで F8:1/10 + F8のストロボ光】
F8
この写真は「2」の写真よりF値を1段絞っています。
人形には先ほどと同じ明るさになる様にF8の光を当てています。
背景がやや暗くなりビルの形が出てきました。

【4:自然光とストロボで F11:1/10 + F11のストロボ光】
F11
この写真は「2」の写真よりF値を2段絞っています。
人形には先ほどと同じ明るさになる様にF11の光を当てています。
背景のビルがはっきりと出てきました。

【5:自然光とストロボで F16:1/10 + F16のストロボ光】
F16
この写真は「2」の写真よりF値を3段絞っています。
人形には先ほどと同じ明るさになる様にF16の光を当てています。
背景のビルと人形がほぼ同じ明るさになってきました。

ストロボを上手く使う事によってメインの被写体と背景光のバランスをコントロールする事が出来ます。
ただし、メインの被写体と背景の明るさが同じだといい写真という訳ではないので、背景や被写体によってバランスを考えて撮影してみましょう。

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