No. 10429309 | by kontur-vid
こんにちは。PIXTAデザイナーHairi(H)です。
今回はよくありがちな偽色のレタッチ修正をご紹介!ぜひ参考にしてみてください!
- うーーーん..むー(´・ω・`)
- どうしたの?Pchan (´・ω・`)な顔して。
- 人物を撮ったんですけど、背景のグレーのところにいろんな色が入っちゃって・・
- あー、それは
偽色というやつだね。
これがあるとせっかくの素材がリジェクト(NG)されてしまったりするんだよね。。
- どうしたらいいんでしょう(´;ω;`)
- 単色の偽色は思った以上に簡単にできるよ!( ・ㅂ・)و
偽色除去のレタッチ
今回レタッチするのはこちらの素材です。
※zonさんにレタッチ素材をご提供いただきました。
偽色を確認
まず、Photoshopで開いたら、【⌘+j】もしくは【Ctrl+j】でレイヤーを複製します。
次にツールの虫眼鏡マークで大体200〜300%くらいに拡大します。
単色の色味の中に複数の色が散らばっていれば偽色発見です。
PIXTAの審査ではリジェクト(NG)となりますので、不要な色は取り除きましょう。
スーツが顕著にでていますね。 実際は紺色のスーツですが、
緑色や紫などいろいろな色がでてしまっています。
被写体だけではなく、背景にもよく出がちなので全体を気をつけてチェックするようにしてください。
色を統一する
レイヤーの下についている【調整レイヤー】のところから調整します。
【色相・彩度…】を選びましょう。
まず【色彩の統一】にチェックをいれます。
次に偽色がかかっている本来の色を作ります。
エリアで最も使われているだろう色を選んでください。
調整レイヤーを表示・非表示にして元画像の色とあまり差がでないように調整しましょう。
今回はスーツの部分なので、濃いめで彩度も低めな紺色になるように設定しました。
そうすると、、、
色が統一されてスーツの色味にもどりました。
ただし全体がこの色になっているので、マスクで調整します。
マスクをかける
【色相・彩度・明度】の調整レイヤーにあるマスクをクリックします。
ツールバーの描画色を#000000にして、alt+deleteでマスクを塗りつぶします。
次に描画色を#ffffffにして、ブラシで偽色該当部分(今回はスーツ)を塗っていきます。
そのときブラシの固さは0でまわりとなじむようにしましょう。
境目ははみ出して塗りすぎてしまったら、#000000に色を変えてブラシで塗り直しましょう。
作業はこれで完了です。
それではできあがりの写真と元の写真を比較してみてみましょう。
【▼元画像】
【▼修正後】
- おぉぉ〜!!色が統一されましたね!すごいΣ (゚Д゚;)
- 偽色NGは多いので、アップ前に必ず確認して修正してからアップしてくださいね!
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