PIXTAには写真・イラスト・動画と大きく3つの素材ジャンルがあります。その中のイラスト分野において、今どのようなテーマの素材が売れているのか?そして、どんなテーマの素材にニーズが集まっているのか?をまとめてみました。ストックイラストクリエイターの皆さま、ぜひ企画制作の参考にしてみてください!
PIXTAの売れ筋コンテンツとは?
まずPIXTAにはどんなテーマの素材にニーズが集まっているのかをご覧ください。
[2014年 イラスト販売回数ランキング TOP100]
定額制のダウンロード回数を除く年間のランキングです。(ベクターの販売回数含む)
![]() 第1位 | |
![]() 第2位 | |
![]() 第3位 | |
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>>続きはコチラ2014年 イラスト販売回数ランキングTOP100
[売れ筋コンテンツのカテゴリ分け]
2014年のコンテンツ販売回数上位1,000位(素材点数:1,331点)をカテゴリ分けしました。
![]() 人物素材 | 41% |
![]() 風景・背景素材 | 18% |
![]() モノ・動植物 | 8% |
![]() 年賀素材 | 7% |
![]() 建築・インテリア | 7% |
![]() イメージ素材 | 6% |
![]() 季節・イベントイメージ | 5% |
![]() デザインパーツ | 5% |
![]() 資料的な素材 | 3% |
![]() PC・モバイル・タブレット | 2% |
![]() アイコン | 2% |
その他 | 0.2% |
2014年のコンテンツ販売回数上位1,000位(素材点数:1,331点)をカテゴリ分けした結果、このような構成となりました。
そして、上位のカテゴリをさらに踏み込んでテーマ分けをしてみました。
[No,1:人物素材のテーマ分け]
![]() 家族 | 20% |
![]() ビジネス | 15% |
![]() ライフスタイル | 15% |
![]() 感情 | 14% |
![]() 医療・健康・福祉 | 11% |
![]() 美容・ダイエット | 10% |
![]() 教育 | 3% |
![]() パターン集 | 3% |
![]() ボディパーツ | 3% |
![]() シルエット | 1% |
![]() スポーツ・レジャー | 1% |
その他 | 4% |
家族テーマが20%を占める結果となりました。なかでも汎用性の高い(見る人の性別・年代を問わない)テイストが多く見受けられました。
次いでNo,2となる「風景・背景素材」もテーマ分けを行いました。
こちらには背景利用が考えられる「季節・イベントイメージ」も追加しテーマ分けを行っています。
[No,2:風景・背景素材 + No,6:季節・イベントイメージ]
![]() 抽象的 | 19% |
![]() 自然 | 18% |
![]() 都市・街並 | 17% |
![]() パターン | 11% |
![]() 地球・宇宙 | 10% |
![]() 桜 | 7% |
![]() その他 | 6% |
![]() クリスマス | 5% |
![]() 正月 | 3% |
![]() 紅葉・秋 | 3% |
![]() 夏 | 1% |
![]() ハロウィン | 1% |
※すべてが背景利用という訳ではありませんが、便宜上背景利用が考えられる素材としてカテゴリ分けおよびテーマ分けをしています。
以上が現在のPIXTAでの”売れ筋テーマ”ということが判りました。(データ元は2014年年間です。)
では、それ以外のテーマのイラストは売れていないのでしょうか?
答えは否です!!
参考までに2014年のイラスト検索キーワードTOP500をご覧ください。
>>[2014年 イラスト検索キーワードTOP500]
実に様々なキーワードでイラストが探されていることがよく判ります。
このようなニーズの情報は定期的に当Channelなどで公開しておりますが、「売れ筋分析ツール」もぜひご利用になってください。
>>売れ筋分析ツールについて
市場のニーズに合ったテーマの素材を制作し販売をすることはストック素材の考え方として非常に重要なポイントです。イラストの場合は写真・動画の制作と違い、場所・モノ・モデルなどの調達や天候に左右されることがありません。
定期的にニーズをリサーチし自身の描けるテーマを制作することが「売れる」ための一番の近道ともいえます。
ぜひ今回の情報を企画のヒントにしてみてください。
忘れてはいけない!見落としがちなビッグテーマ
ある一定期間のみの販売にも関わらず、年間で「7%」という実績を持つカテゴリがあります。
これを年間に置き換えて考えてみるとその市場規模の大きさが分かると思います。
それは年賀素材です!
一年に一回の大きな山ですので今からの制作&アップをオススメいたします。
そして、年賀状ソフト・印刷などの年賀関連の業界は年明け早々に翌年に向かい動き始めています。
来年は「2016年」「平成28年」「干支は申(猿)」です!
>> 詳しくはコチラ
ベクター素材がきてます!
いまPIXTAで特に注目したいのがベクター素材の著しい進捗状況です。
なぜベクター素材が選ばれているのか??実際の購入者さんのご意見をお届けします。
・クライアントの要望で色などの変換をしなければならないことが多々あるため
・部分的な色の変更やレイアウトの変更ができるから
・入稿時に画像点数を気にしなくて良い点
・拡大縮小が可能
・パーツパーツでいろいろ利用できる etc…
といったご意見が寄せられています。
つまり購入者さんにとっての「使い勝手の良さ」が選ばれている理由です。
しかし、まだまだPIXTAにはベクター素材が足りていない状況です。制作環境や創作スタイルにもよりますが、ベクター素材を販売されていない方はぜひベクター素材の制作・販売をご検討ください。アップするには良いタイミングです!
※すでに販売中のJPG素材に対応するベクター・PNGの紐付けアップロードも可能です。
※ベクター・PNG素材のみ独立してのアップロードには現在対応しておりません。