PIXTAクリエイターの皆様
いつも素敵な作品をありがとうございます。
ベクター素材を制作されるみなさま向けに、塗りのオープンパスがないかなどを自動でチェックできるスクリプトを公開しました。
お持ちのイラストレーターに組み込んでお使いいただくことができます。
ぜひ、ベクター素材制作時のデータ確認にお役立てください!
自動でチェックできること
下記のオブジェクトがファイル内に含まれていたら、自動で検出してお知らせします。
- 塗りのオープンパス
- 孤立点
- アウトライン化されていないテキスト
- ラスター画像・埋め込み画像
- 非表示のアイテム
インストールの仕方
↑ こちらのリンクを
Windows:右クリック
mac:「Control」キーを押しながらクリック
「リンク先を別名で保存」を選択して、保存してください。
- 上記のリンクを右クリックし、リンク先をお使いのパソコンに保存してください。
- 保存したファイルを、下記のフォルダにコピーしてください。
Adobe Illustrator(お使いのバージョン番号) / プリセット / スクリプト - イラストレーターを起動し、「ファイル」メニュー ➝ 「スクリプト」の中に 「eps_ng_checker」が追加されていればインストール完了です。
使い方
- イラストレーターで、チェックしたいEPSファイルを開きます。
-
レイヤーのロック、複合パス等を解除します。
- 「ファイル」➝「スクリプト」から、先ほどインストールした「eps_ng_checker」を選びクリックしてください。
- 自動でチェックがはじまります。
- チェックが終了すると、「チェックが終わりました。」とアラートが表示され、不備があったオブジェクトが選択された状態になります(不備がない場合はなにも選択されません)。
選択時にパスの色がイラストと同化しないよう、レイヤーオプションにてわかりやすい色に変えておく事に加えて、目視だけではなくレイヤーパレットにて選択されたオブジェクトが無いかダブルチェックをするのがおすすめです。 - 選択されたオブジェクトを確認し、データの修正を行ってください。
【注意事項】
・チェックにかかる時間は、配置されているオブジェクトの数やお使いのパソコンのスペックにより大幅に異なります。
(※あまりにオブジェクト数が多いファイルの場合、チェックが途中で止まってしまう可能性がありますのであらかじめご了承ください。)
・複合パスの内部にオープンパス等リジェクト項目が含まれている場合はNG箇所が正常に検出されず、結果気づかないままアップロードしリジェクトになってしまう事がありますので、スクリプト実行前には全オブジェクトの複合パス解除を行うよう、ご注意ください。
・複数のアートボードを使用したファイルには対応しておりません。あらかじめご了承ください。
動作保証環境
・イラストレーターCS3以上2021以下
(CS2以下と2022では動作未確認)
お知らせ:CS2まで販売可能となりました!
先日よりEPSファイルのバージョンが、CS2互換のものまで販売可能となりました。 これまで使いたくても使えなかった効果などが保存可能となりますので、ぜひご利用ください。