ストック素材のクオリティを高める最低条件とは?

ストック素材のクオリティを高める最低条件とは?

ストック素材のクオリティを高める最低条件とは?

No. 9428242 | by dyna

売れやすいストックフォトのポイントはいろいろありますが、その一つとして、クオリティ(質)の高さが挙げられます。どんなにいい被写体で、売れやすいテーマや構図を工夫して撮影していても、基本条件をクリアしていない素材は審査を通過することができません。それでは「高クオリティ」な素材の条件とは何でしょうか? 制作時に気をつけたいポイントを、PIXTAスタッフが解説します。

はじめに

高いクオリティのストック素材を撮影・制作するために重要なのは、「画質の良さ」と「撮影・制作技術の高さ」です。購入者は、「自前で撮影・制作が不可能(もしくはコストがかかる)」場合にストックフォトを探して購入します。
画質や撮影・制作技術のクオリティの高さで、写真に付加価値をつけることで、購入される可能性はグッと高くなります!

良い画質で撮るには?

・大きなサイズで撮影・制作しよう

ピクセルイメージ
ピクセルイメージ|9586263

デジタル画像は、画素またはピクセルと呼ばれる小さな点(ドット)が集まって構成されており、この画素の数によって画像の大きさが決まります。
「大は小を兼ねる」ということわざがありますが、デジタル画像の場合も、大きな画像を適宜縮小して使うことは可能ですが、小さなサイズの画像を無理矢理に拡大して使用すると、画質が損なわれ鮮明な画像が得られなくなります。
そのため、大きなサイズで撮影・制作した素材のほうが、より幅広いニーズに応えられることになります。

撮影時には、そのカメラで撮影できる最大サイズに設定しておきましょう。ただし、撮影した画像を無理やり拡大することは画質の低下を招くため絶対にやめてください。可能であればRAW形式で撮影し、適切な現像を行なうことが望ましいです。

・画像の荒れや劣化を避けよう

ノイズイメージ
ノイズイメージ

撮影時の設定や、撮影後の画像処理により、画像にノイズが生じたり、画質が損なわれることがあります。
ISO64で撮影した場合(左)に比べ、ISO1600で撮影した画像(右)は黒い部分を中心にノイズが発生し、不鮮明な画像になってしまっています。

→ISO感度について詳しくはこちら

・過度なレタッチを避けよう

元画像
元画像
後画像
レタッチ後画像

撮影後に写りこんだゴミやロゴを消したり、明るさや色のバランスを整えたり、何かと便利なレタッチですが、あまりやりすぎると不自然な仕上がりになってしまい、元の写真の良さが失なわれてしまいます。上の画像は、彩度を極端に上げすぎて不自然な画像になっている例です。

撮影・制作の技術

審査イメージ
Boy with book|5527508

ピントが合っていなかったり、手ぶれしていたり、明るすぎる・暗すぎる写真、カラーバランスのおかしい写真など、技術的に問題のある写真は審査でNGとなります。
どんな場合にNGになってしまうのかは、販売素材ガイドラインNG理由一覧でご紹介しています。事前に必ず確認しておきましょう。

撮影技術に問題のないレベルであれば、さらに構図やライティング、スタイリング、レタッチなどを工夫して、被写体をよりきれいに、効果的に見せる方法を研究してみてくださいね!