開発スタッフが挑戦!「ストックはじめて物語」vol.8 反省会編


first_stock_top.jpg

はじめまして。ピクスタ開発スタッフのIです。

「PIXTAではじめて作品が売れるまで、平均で92枚のコンテンツが登録されている」

というデータを出してみたところ、これが本当かどうか検証してみたくなったので、
カメラ初心者の僕がPIXTAでの素材販売に挑戦することになりました。

これから実際に撮影をして、作品をアップロードしてみようと思います。
はたして僕の写真を買ってくださる購入者の方はいるのか、期待と不安でいっぱいです。
今後ともお付き合いをよろしくお願いします!

★PIXTA開発スタッフIのプロフィールページ


クリエイター名:sardine

※このアカウントのコンテンツの売上は、「PIXTA 復興応援プログラム」を
通じて東北の復興支援活動に寄付させていただきます。
»PIXTA 復興応援プログラム

写真が売れないのはなぜ? コンテンツ反省会で原因を探る!

みなさんこんにちは、Sardineこと、ピクスタ開発スタッフのIです。
この連載がスタートして、早くも4ヶ月が経とうとしていますが、まだ1枚も写真が売れていません……。少しずつ写真は上達しているような気がするのですが、一体なぜ売れないのか……? そのヒントを得るために、今回は今までに撮影したコンテンツの反省会をすることにしました。

社内のスタッフに集まってもらい、撮影したコンテンツについて率直な感想とアドバイスをいただきました。きびしい意見も多かったですが(^^;)、自分ではなかなか気づけなかった問題点も見つかり、有意義な時間でした。

それでは、反省会の模様をPIXTAスタッフのコメントとともに紹介します!

構図が惜しい!写真

・雰囲気を撮りたいのか、手元をアップで撮りたいのかがわかりにくいです。顔を撮影できないのであれば、もっと手元に寄って撮影した方がよかったかもしれません。

・他のパーツを撮影するときでも「何がメインなのか」を意識して構図を考えた方がいいと思います。この写真が審査に回ってきたとしたら「あ、モデルリリースが取れなかったんだな」と思ってしまいそう。

・パソコンやタブレットに洋服などの色が反射して映り込んでいることがありますね。寒色系が映り込んでしまうと、肌色が悪くなるので、レタッチで気をつけてほしいところです。


・外で撮影しているのに、画面が狭い印象を与えてしまうのがもったいない。構図が斜めだから、斜面に座っているように見えます。

・ダンベルの写真も、画面がすごく狭く感じます。少しカメラの位置を変えて、地面の広がりを見せれば、狭い印象はなくなるかもしれません。

»参考記事

ストックフォトで覚えておきたい基本の構図


よくあるNG理由:構図により登録できませんでした

露出・ライティングが惜しい!写真

・この写真はちょっと暗いね。被写体の女性がシャツの袖をまくっていて気温が高い印象を受けるので、背景の芝生がもっと緑だったらよかったかも。季節感がわかりやすい衣装を選ぶようにした方がいいです。

・カメラのストラップと、チェックシャツの縦の線、バッグのストラップと、ラインの要素が多すぎてごちゃごちゃした印象に見えます。これでNGになるわけではないけれど…。

・カメラがメインの被写体の割には、ちょっと見下ろす感じで撮ってしまっているので、アングルも気をつけた方がいいかも。被写体に動いてもらうだけでなく、自分が動くといいアングルが見つかる場合が多いです。

・空の色が飛んでしまっているのが少しもったいないけど、全体の雰囲気やコピースペースの撮り方は良いですね。

・人物が空を見上げていたり、目線が上の方に向かっていると、前向きで明るい印象に見えます。


・これを見たときに、ランニングコースは日陰しかなかったのかな?と思いました。天気がよくて自然光で十分綺麗に撮れそうなので、日陰だともったいなかったかな。背景のボケを作るのと、光の調整がうまくいったら、もっといい写真が撮れるようになると思います。

»参考記事

よくあるNG理由:ライティング、露出が適切ではありません


基本のレタッチ:明るさを調整しよう

スタイリングが惜しい!写真


・この写真は、ロケーションと明るさはいいですね。ただ、男性のポージングは、身体が硬くてヨガをやっていない人という感じが出てしまっています…。腕がまっすぐ伸びている方が、素材としては綺麗で使いやすいです。

・ヘルシーなイメージで撮影するのであれば、女性の髪の毛をまとめた方がよかった。明るくカラーリングした髪は、日光に当たると傷んで見えたりするので、それを防ぐ意味でもまとめているのは有効です。ヨガをするときは、髪の毛をまとめていると、首や肩のラインも綺麗に見えるので。

・肌のレタッチはしやすいけど、髪の毛は難しいので、なるべくレタッチをしなくていいように撮影すると後の作業がラクです。


・ネクタイの柄は、あんまり細かいとモアレが出やすいので避けた方がいいです。あと、シャツがちょっと大きいので、ジャストサイズのものを着た方が綺麗。お弁当がおしゃれな感じなので、そういう雰囲気でいくならシャツの色も白じゃない方がよかったかも。

・お弁当の写真は、構図や置き方が中途半端な印象。サンドイッチの具がちゃんと見えるように置いて、ドリンクカップは後ろの方に置いてぼかすようにすると雰囲気が良くなります。

・ボケを生かした写真を撮る方法は、1つはレンズを選ぶこと。なるべく望遠に近いものを選んでください。レンズの面とカメラのミラーの距離が長ければ長いほど、被写体の周りはボケやすくなります。もう1つは、F4.0といった絞りの数値を低い数字(開放値)に近づけると、周囲がボケやすくなります。同じ被写体で、絞りとシャッター速度だけ変えていろいろ撮ってみると、変化が一番わかりやすいです。

»参考記事

ストックフォトで好感度の高いスタイリングとは?


基礎知識:レンズの選び方

反省会を終えて

やみくもに写真をたくさん撮るのではなく、撮る前の事前準備と、シャッターを押す前の再チェックがとても重要なんですね。みなさんも、「写真が売れないな…」と感じたときは、一度反省会をしてみてはいかがでしょうか? 購入者目線と初心を忘れず、また売れるまで写真を撮っていきたいと思います!

【第9回へ続く】

»バックナンバー
開発スタッフが挑戦!「ストックはじめて物語」