PIXTAでは素材の販売にあたり、皆さんにアップしていただいた作品1点1点に対し、審査を行なっています。 これは、あくまでも販売用ストック素材としての適切さを確認させていただくもので、作品そのものの出来を評価するものではないため、主に「画質」「技術面のクオリティ」「被写体の内容がストック素材として適しているか」などをチェックしています。
そして、その審査を日々行っているのがPIXTAの審査スタッフたち。毎日かなりたくさんの作品を見ていながらも、クリエイターさんたちにアドバイスをしたり、発信する機会がなかなかない……。ということで、今回はPIXTAの審査チームの4名に集まってもらい、座談会を開催しました!
今回のテーマは「クリエイターさんたちに伝えたいこと!!」
PIXTA審査スタッフたちの愛のあるコメントが満載。皆さんのコンテンツ制作に役立つ意見がたくさん出ていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
■出席者
N PIXTA審査歴3年 撮影に関する知識豊富な審査チームの母
K PIXTA審査歴2年半 PIXTAが誇る神レタッチャーな姐さん
H PIXTA審査歴6カ月 PIXTAの社カメもこなす審査スタッフ
M PIXTA審査歴5カ月 イラストレーターとしても活躍中のイケメンスタッフ
一同 お願いします!
K:「子供の写真」で惜しいのが多いなといつも思います。せっかく可愛い子なのにもったいないってことがありますね……。
N:ぼーっと立っていたり、表情がわかりづらかったりすると、状況が分からないので残念……
M:とにかく「何をしているかが分かる」というのは素材としてとっても大事なことなんですよね。
N:何をしているかが分からない写真だと、素材を使う人も使いづらいと思うので、ちゃんとタイトルが付けられるコンテンツが良いですね。
M:こういった写真だと「おにぎりを食べる少年」というのが一目で分かってとても素敵な素材です!
K:あとは可愛いくても、パンツが見えているのはNGになってしまうので注意してほしい点です。
M:見逃しやすい点としては、鼻水とかよだれも基本NGになってしまうので覚えておいてほしいですね。
写真としては可愛いくても、「写真素材として、広告などに使用されること」を常に念頭に置いて審査をしているので、その辺は購入者の視点に立って、かなり注意して見ています。
N:こういう写真は良いですね~お子さんを撮るときはぜひ一度、お顔の状況を整えてから撮影してあげてくださいね。
K:細かい点ですが、ワキのぶつぶつとか、転んだ跡とかケガの跡とか……肌関係はレタッチして欲しいと思います。
N:マニキュアがはがれてるのはよくあるんですが、惜しいなーと思ってしまいます。
H:爪関係だと、看護師のイメージなのに、ネイルアートを施しているとか、
やっぱり、こんな素敵にアートした爪で診察するイメージはないですよね(涙)
M:逆に、こんな看護師さんだと印象も良いですし、素材としても売れやすいです。
N:ネイル自体は可愛いくても、そのシチュエーションに合ってなければ、素材としては成り立ちづらいですよね。これが逆にウエディングならば大歓迎なんです。花嫁さんだったら何も塗ってないネイルの方が不自然だったりしますからね。
M:どんなシチュエーションだったとしてもTPOが大事ですね!
K:お母さんだったり、カフェ店員のイメージだったりすれば、やっぱり髪はすっきりとまとめ髪にしてた方が素材としての印象もいいです。
H:実際でも、もし入ったカフェの店員さんがボサボサの髪だったりしたら、気持ちがいいものではないと思うので、素材制作にしても同じ感覚で臨んでほしいなと思います。
K:こういう清潔感のある素材は人気が高いですね。
M:そうですね、実際もカフェでこんな店員さんがいたら嬉しいです!
N:撮影の際は、今から撮る被写体は、このシチュエーションにハマっている?シチュエーションに合う髪型やメイクになっている?という点を、いろいろと想像しながら撮影するといいと思います。
H:物撮りでグラスを撮ってるのに水滴が付いてたりするものは、拭いていただいた方がいいですね。
M:パッと見は問題なさそうなのに、拡大したらホコリが付いているとかは結構見かけますので、気を付けたい点です。
N:私たちは「その写真が特大ポスターになってもOKかどうか」という基準で見て、細部までしっかり見て審査をしていますので、
例えばこのくらいの「看板サイズ」になっても大丈夫かどうかを、きちんと詳細まで確認してからアップしていただければ、間違いないと思いますね。
一同 みなさまの素敵なコンテンツをお待ちしております。
いかがでしたでしょうか
さすがアップされる作品を毎日みているだけあって、クリエイターの皆さんに役立つポイントがたくさんあったのではないでしょうか?まだまだここではお伝えしきれない、他の意見もたくさん出ましたので、それはまた次回をおたのしみに……。