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No. 10429309 | by kontur-vid
こんにちは。PIXTAデザイナーHairi(H)です。
せっかく撮った写真。。なのに空の色が今イチ…なんてことよくありますよね。
実は素材購入の決め手の一つがこの空だったりするんです!
空のレタッチで売れ筋素材に変身させてみませんか?ぜひ参考にしてみてください!
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- 撮影に行ってたら急に曇ってきちゃって雨も降ってきて。。(´・ω・`)
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- あらら。。写真はどんな感じ?
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少しだけ青空は見えるんですが。。。
やっぱり全体的にドンヨリしちゃってますよね。。(´;ω;`)
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そんなときも!Photoshopがあれば大丈夫!!( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ
今回は曇り空も青空にできちゃう色と彩度のレタッチをご紹介します!
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- ワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!!!
空のレタッチ
明るさを調整
まずは写真自体の明るさを確認します。曇っていても写真が明るければ問題ないのですが、
夕立ちのような分厚い雲がある場合は街全体が暗くなりがちです。
以前共有したように【明るさ・コントラスト】で、
写真の明るさを晴れた日をイメージして、調整しましょう!
今回はレイヤーの下についている【調整レイヤー】のところから調整します。
今回はコントラスト:0で、明るさ89で設定しました。
大分明るくなりましたね!
空の部分を選択
次に空の部分を選択します。同じくレイヤーの下の【調整レイヤー】で、【特定色域の選択】をクリックしてください。
そうすると、上の画面がでてきますので、
日の丸のようなマークをクリックして、【色域指定…】をクリックします。
スポイトで写真の空部分をクリックして、【許容量】で調整します。
空の部分が白くなるように調整してください。
細かい部分はプラスのスポイト(選択範囲追加)とマイナスのスポイト(選択範囲除外)で、
調整しましょう。
調整後、【OK】をクリックするとマスクができます。
レイヤーの追加した調整レイヤー「特定色域の選択」にマスクが追加されました!
次にマスク部分の調整を行います。
マスク(下図の赤枠部分)を【alt】を押しながらクリックしてください。
下図のようなモノクロの画面がでてきます。
そこで、点線部分のような空以外にある白いエリアを
ブラシ(色:#000000)で塗りつぶしていきます。
空部分にはみ出さないように注意してください。
もしはみ出してしまったら白色(色:#ffffff)で塗ってください。
塗り終わったらマスクの出来上がりです!
青い空に色づけ
【特定色域の選択】の調整レイヤーの半月を斜めにしたようなマークをクリックします。カラーのところは曇り空の場合は【中間色系】を選んでください。
ここで、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックの4色のバランスを調整します。
自然の空に近い色に設定しましょう。
曇り空が明るい場合は、カラー【白色系】も選択してそこでも調整しましょう。
青空ができあがりました!
少し青空があるけど色がイマイチ。。という程度であれば、
このやり方でぜひ、空色を調整してみてください。
他の青空を合成したいとき
それでも完全に曇ってしまっているときもありますよね。。そんなときは、「空の合成」をしましょう!
さきほど空のマスクをつくってあるので、
合成はとってもカンタンです! 「合成したい青空」をもってきます。
【特定色域の選択】の調整レイヤーのマスク(上図の赤枠の部分)を、
【⌘】を押しながらクリックします。(windowsの方は【Ctrl】を押しながら)
その状態で、「合成したい青空」レイヤーをクリックして、
その後レイヤーの下のほうに並んでる「日の丸マーク」のマスクをクリックします。
以上で、空の部分が入れ替わりました!!カンタンですねw
(雨でぬれていたアスファルトも修正をしてみました。)
別の雲の写真もやってみましょう!
上の二つの素材を見比べても分かる通り、
雲によって、コピースペースなどの使い勝手から受ける印象まで全く変わってきます!
みなさんも意識して雲を合成してみてくださいね!
それではできあがりの写真と元の写真を比較してみてみましょう。
[ 修正前 ↓ ] と比べてみてください
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スッキリ晴れました〜!!ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
ほんとに空が変わるだけで全然印象が変わってしまうんですね!(*´ェ`*)
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あと、空さえ良ければ完璧なのに!!という写真、眠っていませんか?
もしお持ちならぜひレタッチで素敵な空にしちゃいましょう!!( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ
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