秋のシーズンに入り最初のギフトイベントが「敬老の日」です。
ご高齢の方々に感謝し長寿を祝う行事ですが、最近ではシルバーウィークと合わせて、ギフトや飲食だけでなく、旅行などの様々な需要を生むようになりました。
ここでは、敬老の日を祝う側と祝われる側のアンケート調査などを参考にしながら、販促や広告制作につながる情報やおすすめの写真素材、イラスト素材の選び方を紹介していきます。
敬老の日はいつ?販促のタイミングは?
敬老の日は、2002年までは9月15日と決まっていましたが、2003年からは9月の第3月曜日と規定されるようになりました。
そのため、必ず土日を挟んで3連休になるとともに、9月23日の秋分の日も近いことから、この時期を春のゴールデンウイークに対して秋のシルバーウィークと呼ぶようになりました。
店舗や施設、売り場の敬老の日ギフトイベントのディスプレイ・飾り付けなどは、1か月~半月前位から立ち上げるのが一般的です。
お酒・食品・ファッション雑貨、健康関連グッズ、旅行関連などの小売・サービス業種は、8月のお盆を過ぎた頃から敬老の日ギフトの店舗装飾・飾り付けをして、早目の告知PRを心掛けるようにすると効果的です。
レストランなどの飲食関連は、9月の初めにはお店のディスプレイや飾り付けを立ち上げましょう。ただし、家族での食事会などの予約もあるので、8月20日頃から告知を始めたほうが良いでしょう。
アンケートに見る敬老の日の最近の傾向
ピクスタが実施した敬老の日のアンケートによると、お祝いの1位は「プレゼントを贈る」で、続いて「家に遊びに行く」「一緒に食事に行く」が上位となりました。
一方、お祝いされる側は「子どもや孫が家に遊びに来てくれる」「一緒に食事に行く」ことを望んでいることがわかりました。
しかし、実際にしてもらったことは「手紙やメール、電話をもらう」「プレゼントをもらう」と少しズレがあるようです。
また、家族全員が写っている写真を1年に5回以上撮影している家庭のうち95%以上が「家族仲が良い」と答え、50%以上が「老後の生活でも家族を頼れる」と考える傾向にあることが分かりました。やはり家族は会って一緒に過ごすのが一番のようです。
敬老の日の理想的な過ごし方としては、家族で食事をするなどして一緒に過ごし、直接相手にプレゼントを渡すことではないでしょうか。
いずれにしても長寿大国の日本においては、敬老の日に関するイベントはますます盛んになると思われます。敬老の日を含めた秋の集客や広告のプロモーションは、PIXTAの写真素材・イラスト素材を上手に活用してください。
敬老の日に活用したい画像とは?
アンケートでも分かるように、敬老の日は家族と一緒に過ごすことを促すような画像が心に響くようです。
おじいちゃんおばあちゃんを、その子どもや孫が囲んでいたり、一緒に食事をしていたりという画像は、そのまま敬老の日のアクションにつながる可能性も高いと思われます。
当然、敬老に日に贈るプレゼントをイメージする画像も効果的です。
子どもや孫が、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントを渡すシーンは直接的でイメージしやすいはずです。
もし商品としてのプレゼント画像を販促ツールに載せるのであれば、贈る側の発想ではなく、贈られる側の立場で、何が欲しいと思っているのかを考えて選ぶのがポイントです。
高齢になると一番気になるのは健康のことなので、身体の衰えをカバーするための用品は喜ばれます。
シーン別!敬老の日のおすすめ画像素材
プレゼントを贈る
敬老の日の販促用のビジュアルで最も一般的なのがプレゼントを渡す画像です。
子どもから、孫からなど具体的に贈る側と相手が映っている画像を選ぶとともに、ポイントは贈られる側の表情が映っていることです。もちろん、笑顔の画像がベストです。
家に遊びに行く/子どもや孫が家に遊びに来てくれる
敬老の日には、電話やメールではなく、実際に会いに行ってあげるのが一番のプレゼントです。子どもが大きくなると、おじいちゃんおばあちゃんにとって嬉しいのは孫との触れ合いです。
孫が描いてくれた似顔絵を持っていたり、肩をもんでくれていたりという画像がおすすめです。
一緒に食事をする
家族で集まったときの一番の楽しみは、一緒に食事をすることです。
二世代や三世代が集まり、笑顔で食事を楽しんでいるシーンは、敬老の日のお祝いにはふさわしい画像といえます。
敬老の日の主役は、おじいちゃんおばあちゃんです。
画像選びのポイントは、その主役であるおじいちゃんおばあちゃんが喜んでいるシーンをイメージできるかどうかです。
喜ぶ笑顔のために何かしたいと思わせる写真素材・イラスト素材を選ぶことがプロモーション成功の秘訣です。