基本のリジェクト理由/ピント

作品の審査で多く見られるNGに、
「ピントの位置が適切ではありません。」
というNG理由が挙げられます。
(→全てのNG理由はこちらから見られます)

どういった状態なのか、またNGを防ぐためにはどうしたらいいか、具体的に見てみましょう。

 

「ピントの位置が適切ではありません。」とは

このNG理由は、被写体の適切な位置にピントが合っていない場合に通知されます。

基本的に、
・メインの被写体にピントが合っていない
・特に、人物や生き物がメインの被写体の場合、目にピントが合っていない
・意図しないピンボケが見られる

場合にはNGとなる可能性が高くなりますのでご注意ください。

 

必ず等倍(100%)以上に拡大して確認を!

ピントがきちんと合っているかどうかは、サムネイル(小さい画像)ではわからないケースもあります。登録前に、必ず等倍以上で確認してください。

以下の画像は、人物を被写体にした場合の、ピントが適正な写真と、NGな写真の例です。
サムネイルの大きさでは違いがわかりませんが、拡大してみると、NGな方は人物の目にピントが合っていません。

ピントが適正な写真、NGな写真の例

ピントの位置はレンズからの距離で決まりますので、レンズからの距離が異なる2つの部分にはピントが合いにくくなります。横顔や斜めを向いているなどの場合には、どちらか片方にピントが合っていればOKです(できれば、より手前の目に合っているほうがベターです)。

上記を参考に、人物以外の生き物を撮る場合にも、目にピントを合わせるよう心がけてください。(※体の一部分をクローズアップで撮影する場合など、顔や表情がメインの被写体・テーマでなければこの限りではありません) 人物以外の被写体を撮る場合、メインの被写体のどこかにピントが合っていることが基本です。

作品の表現方法として、意図的にピントの位置をメインの被写体からずらしたり、「被写界深度」をごく浅くして全体的にふわっとした印象に仕上げる技法もありますが、特にそういった意図がない場合には、メインの被写体にしっかりとピントを合わせることを心がけてください。
また、意図的に上記のような技法をとったとしても、ストックフォトに適した効果でないと思われる場合には、審査でNGとなることもありますのでご注意ください。 また、遠景の風景を撮る場合には、全体にピントが合って見えるように被写界深度を深くして撮影したほうがベターです。 旅行パンフレットやポスターなどで風景イメージを使う場合、一部をぼかしたものよりも全体がはっきりと見える写真の方が好まれます。

OKな例
画像をクリックして拡大してみると、人物の目の部分にしっかりとピントが合っています。目より奥にある耳や髪の毛はピントが合っていませんが、目にきちんとピントが合っていればOKです。

 


目の拡大図
(クリックすると等倍で見られます)
NGな例
画像をクリックして拡大してみると、人物の目にピントが合っていません。目より奥にある耳や髪の毛にピントが合ってしまっていますのでNGです。

目の拡大図
(クリックすると等倍で見られます)
片方の目にピントが合っているのでOKな写真の例
↓どちらもクリックすると等倍で見られます
左目(手前側の目)にピントが合っているのでOKです。 右目(奥側の目)にピントが合っているのでOKですが、できれば手前の目に合わせたほうがベターです。
被写界深度が浅く全体的にぼやけて見えるが
メインの被写体にきちんとピントが合っているのでOKな写真の例
手前や奥の部分はボケていますが、赤枠の部分にしっかりとピントが合っているのでOKです。

↑クリックすると等倍で見られます
全体的にピントが合っており使いやすい風景写真の例
15体のモアイ[789520] - 写真素材
(c) しょぺストック写真 PIXTA
富士山と牛[412469] - 写真素材
(c) torayaストックフォト PIXTA
サントリーニ[1912628] - 写真素材
(c) モリゾ画像素材 PIXTA