【動画ビギナー必見!】知っておきたい基本のカメラワーク

動画

この記事は 約9分 で読めます
知っておきたい基本のカメラワーク

No. 10832328 | by patrimonio

映像にとってのカメラワークとは、ひとことで言うと「カメラを動かす技術」。

今回は、映像撮影における基本のカメラワークについてご紹介します。

まず、撮影には大きく分けて4つの方法があります。


1.固定撮影(フィクス)

2.カメラを振る(パン、ティルト)

3.カメラレンズの動き(ズーム・イン/アウト、フォーカス・イン/アウト)

4.移動撮影(トラック、ドリー・イン/アウト)

それぞれのカメラワークには特徴があり、その動き方によって伝わる「効果」 も変わってきます。
撮影の際には、狙いたい効果やテーマに合わせたカメラワークを選択することが重要です。


それでは、それぞれのカメラワークの特徴と効果を見てみましょう!


1.固定撮影

フィクス(フィックス)

カメラを固定したまま一度も動かすことなく撮影する技法を「フィクス(固定撮影)」といい、
これは動画における基本のカメラワークです。


基本的には不要なブレなどが発生しないよう、三脚などに乗せて固定して撮影します。



カメラワーク_フィクス from PIXTA on Vimeo.



固定でも、意図的に人間の視点のような微妙な揺れ感を作り出すために、
あえて手持ちで固定して撮影する場合もあります。


カメラワーク_フィクス_手持ち from PIXTA on Vimeo.



2.カメラを振る

パン

パンとは、一連のショットでカメラを左から右、あるいは右から左に振る撮影技法です。

※正確には左から右をパン、その逆を逆パンと呼びます。


【得られる効果】

・広い風景など広大さを表現したい場合

・横長の被写体のディテールを見せたい場合

・複数の被写体の位置関係を表現したい場合

・視点の横移動を表現したい場合

・水平移動する被写体を追いたい場合



カメラワーク_パン from PIXTA on Vimeo.



カメラワーク_パン_視点の移動 from PIXTA on Vimeo.



ティルト

左右に動かすパンに対して、上下にカメラを振ることをティルトと呼びます。


水平な動きがパン、垂直な動きがティルトです。

下から上はティルトアップ、上から下はティルトダウンといいます。


【得られる効果】

・高層ビルなど縦に長い被写体のディテールを見せたい場合

・人物をフルショットでディテールと全体を見せたい場合



カメラワーク_ティルトアップ from PIXTA on Vimeo.



カメラワーク_ティルトダウン from PIXTA on Vimeo.



3.カメラレンズの動き

ズーム・イン/アウト

ズームはレンズの焦点距離を変えるカメラワークで、

広角状態から望遠をズーム・イン、逆に望遠状態から広角をズーム・アウトと呼びます。


【得られる効果】

ズーム・イン

・特定の被写体のディテールを見せたい場合

・視点を誘導してズームする先に集中させたい場合

ズーム・アウト

・特定の被写体がおかれている状況と関係性を見せたい場合

・視点の集中を解きたい場合


カメラワーク_ズームイン from PIXTA on Vimeo.



カメラワーク_ズームアウト from PIXTA on Vimeo.



フォーカス・イン/アウト

ピントの合う点を変えるレンズ操作のことで、

見せたいところを意図的に操作し強調させる撮影技法です。


フォーカス・インとはボケた状態から徐々にピントを合わせること、

フォーカス・アウトとは逆に焦点があっている被写体に対して徐々に焦点をぼかすことをいいます。


【得られる効果】

フォーカス・イン

・「目覚め」や「思い出す」などの効果

フォーカス・アウト

・「意識が遠のく」などの効果



カメラワーク_フォーカスイン from PIXTA on Vimeo.



カメラワーク_フォーカスアウト from PIXTA on Vimeo.



4.移動撮影

トラック ドリー・イン/アウト

移動撮影とは、移動する被写体に合わせカメラも一緒に動きながら撮影するため、

カメラワークの中では難易度が高く、専用機材も必要となります。


トラックとは、カメラ自体を横に移動させて撮影、

または動く被写体に対してカメラ自体を追随させる撮影技法です。


【得られる効果】

・パンに比べ被写体に対して積極的な関わりが得られ、迫力が増す

・背景を入れることで、移動の流動感と臨場感が増す



カメラワーク_トラック from PIXTA on Vimeo.



ドリー・インとは、カメラ自体が移動して被写体に近づく撮影方法で、

反対にドリー・アウトとは被写体から遠ざかる撮影方法です。


【得られる効果】

・遠近感が強調され、立体感がより強く表現できる



カメラワーク_ドリーイン from PIXTA on Vimeo.



車輪のついた三脚や専用のドリースライダー、大掛かりなものになると車や台車にカメラを固定して撮影します。

手持ちで移動撮影をする場合、手ブレを防止するために開発された機材がステディカムです。



カメラワーク時の注意点

実際にカメラワークを行う時に注意したいことを紹介します。


・使用しやすい(編集しやすい)素材にするために、

 カメラワークを行う際には一動作ごとに一拍の「止め」を心がけましょう。

  例)撮影開始→一拍おく→カメラワーク始動→カメラワーク停止→一拍おく→撮影完了

・特にパンやズームなどのカメラワークでは、始動と止める時はゆっくりと、

 またその最中は一定の速度を保ちスムーズに見えるように心がけましょう。

・カメラの設定は途中で明るさが変わることのないようマニュアルで固定設定しましょう。

・カメラワーク始動時の構図とカメラワーク後の構図はしっかり決めておくようにしましょう。



最後に、「【保存版】実写・CG動画素材につけるべきタグはコレ!」でご紹介したとおり、

購入者の求めているイメージに近い素材を見つけやすくするため

パン、ティルト、ズームインなど、カメラワークをタグに入れておくこともお忘れなく!




【記事で紹介した動画素材】

フィクス No. 9613535 | by ActiveStock

フィクス 手持ち No. 4255143 | by T601

パン No. 262734 | by SPOTMATIK

パン 視点の移動 No. 9910105 | by SPOTMATIK

ティルトアップ No. 10310515 | by ABC

ティルトダウン No. 7888557 | by Paha_L

ズームイン No. 8062778 | by zeffss

ズームアウト No. 6532826 | by Sehenswerk

フォーカスイン No. 2629227 | by SPOTMATIK

フォーカスアウト No. 1845112 | by パームツリー

トラック No. 8027778 | by lovemushroom

ドリーイン No. 7636500 | by wavebreakmedia

 

 

 

この記事が役に立ったと思ったら、シェアしてください!

お役立ちカテゴリ