いつもPIXTAに素敵な作品をご投稿いただき、誠にありがとうございます。
「NEXT1億点コンテスト」はまだまだご応募受付中です。
コンテストテーマは購入会員様のリクエスト内容を元にしたもの。
いかに購入会員様のニーズを汲み取り、工夫できるかにかかっています!
とはいえ「ニーズを汲み取る」のは、簡単なようで難しいもの。
そこで、直接購入会員様とも対話を重ねているPIXTA運営から、
各コンテストテーマからどのように作品に落とし込めば良いのか
ヒントをお伝えしていきます。
ぜひ、参考にチャレンジしてみてくださいね。
\応募期間は2025年3月16日まで/
写真部門のコンテストテーマの解釈ポイント
シルバーアクターズ
シニアらしさを表現しようとして、グレーヘアや年齢を重ねた肌感のある人物を被写体に選びがちだったり、
また、介護テーマや体の不調などのシーンを撮影しがちだったりしますが、
実年齢を聞いてこちらが驚くような「若見え」する人を被写体にするのがポイントです。
被写体が決まれば、あとは「皆さんの日常」を表現していくことです。
朝の散歩やジョギング、朝食を作って食べる(シニアだからといって和食とは限りません。ふわふわの食パンでサンドウィッチやエッグトーストかもかもしれないし、おしゃれな食卓でアサイーボウルを食べるかも)、通勤して、仕事して、帰りに食事に行ったり、ジムに行ったり、そんな毎日のシーンをはつらつと表現してみましょう。
休日は友人たちとおしゃれして買い物や旅行、コンサートやスポーツを観に行ったり、
孫と一緒にテレビを見て大笑いしながら、ピザを食べているかもしれません。
いかに、固定観念に因われず、シニアをシニアらしくない姿で描くかがポイントです。
フィットネスファン
女性にスポーツウェアを着せるのは良いですが、実際の女性たちは
そんなに露出したウェアは着ません。着るのは、身体に自信があるスポーツトレーナーだけといっても過言ではありません。むしろ自信をつけたくて、フィットネスに励むので、家でもジムでもヨガスタジオでも、二の腕やお腹、太ももなどは出したくないものです。
ストレッチやヨガのポーズは「正確さ」と「バリエーション」もポイントです。
ためしに、PIXTA内で検索して、すでにあるポーズは避けるが吉。
今は便利なことに、専門家が自宅でできるように様々なポーズをYouTubeで解説してくれています。そして、こうした素材を購入するのはフィットネスジム運営者など知識がある人々です。正しい姿勢・正しいポーズで撮影しましょう。
スマートピッチ
スマートって何?と思われた方は、参考に
「スティーブ・ジョブズ プレゼン」でYouTube検索してみましょう。
トヨタの新車発表会でも良いです。
これが、現在もトレンドのスマートピッチです。
身振り手振りを交えて語れるように、両手は自由に。
プレゼン場所が小規模な会議室になっても、スクリーンが小さくなるだけでスタイルはさほど変わりません。
一昔前までは「お手元の資料を御覧ください……」と促がされた聴講者が資料に視線を落とし、プレゼンターは俯いた無表情の人々に向かって、淡々と説明するだけでした。
今は違います。聴講者の目と耳を引き付けて離さないように、プレゼンターはボディーランゲージを駆使して伝えるエンターティナーでもあります。学会プレゼンでも、オンライン授業の講師も同様です。
指差し棒やノートパソコンやタブレットも手に抱えていては邪魔なだけです。当然、デジタル化が進んだ現代、紙の資料を持ちながら話す人も稀です。
「それっぽく見えるから」という理由で何か手に持たせたくなる気持ちはよくわかりますが、時代は変わりました。現代に合った表現をぜひ研究してみてください。
フードコンセプト
フルーツならば瑞々しさ、見ているだけでフレッシュな香りが漂うような鮮やかな色味とこぼれそうな果汁。
麺類のリクエストをくれたのは「製造業」の方です。「自社商品(麺)の購入」が最終目的であると想像できます。ならば「美味しそう」と思えることは必須です。
温かいものは、のぼりたつ湯気まで丁寧に。汁の光沢、麺の艶、色彩ある具材、季節の彩なども意識して、見る人の「食べたい」を引き出しましょう。シズル感を追求するあまり「寄りのカット」だけで終わらずに、全体がわかる引きのカットも忘れずに。
また、もうひとつの「コンセプトを持ったテーブルフォト」はセンスの発揮しどころです。
たとえば、ビタミンCと聞いて思い浮かべるのはレモンかもしれませんが、アセロラやパプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、キウイの方がビタミンCが豊富。
ただレモンを撮るのではなく、これらの食材を一緒に撮影すれば「ビタミンC食材」というコンセプトの出来上がりです。手前にブロッコリーやパプリカを使ったグラタンと、キウイを入れたヨーグルトも置けば、「ビタミンC食材とそれを使った献立」というコンセプトにもなります。
ビタミンCを例に上げましたが、リクエストにあったポリフェノールでも良いですし、鉄分でも、目に良いとされるDHAでも似たようなことができるはずです。
わが町インバウンド
ニッチでマイナーであるほど、実は探されています。
御存知の通り、訪日客による観光はメジャーどころから各地方自治体へと移り変わってきています。京都・奈良や北海道、富士山などの定番は継続して人気ですが、その分、PIXTAの素材も充実しています。今求められているのは「そうじゃない場所」です。
「どこの地域やスポットが訪日客に人気なんだろう?」は参考にしても良いですが、むしろそこは「もうある」ので求められていないと考えて、知る人ぞ知る景勝地をあなたの写真で紹介してください。
以上、PIXTA運営スタッフからのアドバイスでした。
まだ寒い日々が続きますが、締切まであと約2週間ちょっと。
皆さまからのたくさんのご応募をPIXTA一同、楽しみにお待ちしています!
本件に関するご質問などございましたらこちらからお問い合わせください。