【食材撮影のポイント】「惜しい・・・」をなくそう!

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「惜しい・・・」 ポイントを見直してみよう! その②

No. 6720169 | by mr jun

PIXTAでは春夏秋冬季節にあった食材・料理の素材がよく検索されています。

駆け込みで検索しイメージに合った素材を購入できるのもストックフォトならではの利点です。

今の季節ならではの食材を撮ってみてはいかがでしょうか?

 

今回はそんな「食材のブツ撮り」に注目してみたいと思います。

 

食材を撮影する前に抑えておきたいポイント

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なによりも「美味しそう」に見えることが一番重要です。

また、野菜などでは「新鮮さ」もポイントになってきます。

 

その為には大前提として被写体の状態に注意しましょう。

実は審査の際に一番目立つ「惜しい・・・」ポイントでもあるんです。

 

当たり前の事ですが、どんなに技術が高くても被写体が傷んでいるだけで購入者には選ばれません。

これは「惜しい・・・」を通り越したNG対象ですので、まずは傷などに注意して被写体を調達しましょう。

 

そして、スタイリングする際はゴミに注意してください。

「綿ぼこり」や「毛髪」などのゴミは拡大すると結構目立ちます。

雑誌やポスターなど大きく使われる可能性があることを忘れずに撮影準備をしましょう。

 

また、手ブレ・ピントずれはブツ撮りには不要です。

三脚などでカメラを固定して手元がブレない状況で撮影しましょう。

 

そういったポイントを踏まえてから「美味しそう」に見える演出を付加して撮影に臨んでください。

 

よくある「惜しい・・・」ポイントは?

【ライティングが惜しい・・・①】

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夏野菜を撮ったものですが、茄子の色が黒くつぶれてしまってることが判ります。

この黒つぶれはカメラの露出が合ってないために起こっています。

後からのレタッチではとても直せないレベル(とても困難)なので、撮影時に注意したいポイントです。

 

ライティングの状況や被写体の明暗差に合わせて、カメラの露出の設定を調整して撮影してみましょう。

 

美味しさや新鮮さを伝えるためには、食材そのものの色味を鮮やかに表現するように心掛けましょう。

【ライティングが惜しい・・・②】

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被写体の影がきつく出て中途半端なライティングになってしまってることが判ります。

手前のトマトは半分以上が影になってしまってます。

トウモロコシも一部影になってしまってますね。

そして、篭に野菜以外の影が写ってしまってます。

 

素材そのものの色味に注意するだけでなく、照明の角度やレフ板を活用して影の出方にも留意する事が大事です。

【背景が惜しい・・・】

DSC_0116

余分な背景が写ってしまってます。

そして恐らく余分な背景を意識するあまり野菜の手前が切れて中途半端な構図になってます。

被写体そのものは綺麗に撮れているのでとても「惜しい・・・」です。

 

スペースの都合などあると思いますが、なるべくペーパーや布等で背景(簡易スタジオ)を作って撮影しましょう。

もしくはレタッチ時に白抜きにしてみたりトリミングで調整すれば解消できるポイントです。

【中途半端なスペース・・・】

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被写体の左右とトマトの手前に中途半端なスペースが出来てしまってます。

意図したコピースペースにしては中途半端な構図です。

スタイリング(野菜の並べ方)に気を使うことも大事なことが判ります。

 

野菜の並べ方だけでも解消できるポイントですが、例えば夏っぽい小物を置いたりしてスペースを潰しつつシーズナリティを付加したりもできます。

 

 

さて、こういった「惜しい・・・」事を含めて、以下の素材をご覧ください。

スタッフが選んだストックフォトとしての高クオリティな素材です。

審査スタッフが選ぶ高クオリティ素材

【その①】

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No. 2960067 | by 鳥居 哲也

【その②】

11744602

No. 11744602 | by よっちゃん必撮仕事人

【その③】

SONY DSC

No. 2598642 | by プロモリンク

ポイント

① 被写体が活きるライティング

② 考えられた構図

③ 色にも留意したスタイリング

④ 被写体に合わせた季節感の演出

⑤ 適切なレタッチ(色、階調、コントラストの調整)

 

あらゆる技術を駆使しながらも被写体の美味しさがシンプルに表現されています。

これらの素材の使われ方が容易に想像できます。

つまり「どう使われるか?」「どう写せば使いやすいか?」という点まで考えられていることが判ります。

「ストックフォト」と呼ばれる所以を窺い知れる非常に高いクオリティの素材です。

※惜しい例が夏野菜だったので同じ被写体の素材を選んでみました。

 

食材や料理などのブツ撮り時に留意したいポイント

下記の3点をじっくりと考察してから撮影に臨んでみてください。

 

・被写体の状態に気を使おう!

冒頭で述べたことですが、まずは目で見て誰もが美味しそうだと思う被写体を選び、美味しそうな状態を保つことを心掛けましょう。

 

・ライティングに気をつけよう!

被写体そのものを活かすライティングを心掛けましょう。

被写体によっては自然光の方が美味しく見えることもあります。

光の角度を調整したりレフ板を活用しながら様々なパターンで撮ってみることが大事です。

様々な検証を経て本番に臨んでみましょう。

また、白飛びと黒つぶれに注意して露出を設定することも忘れずに。

 

・構図を意識してスタイリングしよう!

まずは使われ方を意識して様々な構図で撮ってみましょう。

必然的に被写体をどう並べればよいかが見えてくると思います。

※スペースだけでなく色の並びにも留意しましょう。

 

そして、器やクロスなどの小物で付加価値を付けてバリエーションを増やしてみましょう。

四季がある日本ならではの食材や料理を、どう演出すれば美味しく見えるかを考えてみましょう。

 

上記のどれか1つでも掛けてしまうと、ストック素材として「惜しい・・・」になってしまいます。

「惜しい・・・」を減らすことは売れる素材への近道です!

 

P,S

検索しやすいように固有名詞は正しくタグに入力することをお忘れなく。

 

●合わせてチェック!!●

使いやすい素材へのステップアップ術!その①

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