ストックフォトにおける食材撮影のポイント

PIXTAでは春夏秋冬季節にあった食材・料理の素材がよく検索されています。イメージに合った素材を簡単に検索し購入できるのもストックフォトならではの魅力です。
今の季節ならではの食材を撮ってみてはいかがでしょうか?今回はそんな「食材のブツ撮り」に注目してみたいと思います。

食材を撮影する前に押さえておきたいポイント

食材・料理の写真では、何よりも”美味しそう”に見えることが一番重要です。食材の新鮮さや野菜などでは形もポイントになってきますので押さえておきましょう。

注意すること

撮影時、被写体に綿ぼこりや髪の毛、小さなゴミなどが入らないように気をつけましょう。また、手ぶれやピントのズレは物撮りにおいては不要です。三脚などでカメラを固定して、手ブレが起きないように撮影しましょう。

NG例を見てみよう

残念なライティング①

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夏野菜を撮ったものですが、茄子の色が黒くつぶれてしまってることがわかります。この黒つぶれはカメラの露出が合ってないために起こっており、後からのレタッチではとても直せないレベル(とても困難)なので、撮影時に注意したいポイントです。
ライティングの状況や被写体の明暗差に合わせて、カメラの露出の設定を調整して撮影してみましょう。美味しさや新鮮さを伝えるためには、食材そのものの色味を鮮やかに表現するように心掛けましょう。

残念なライティング②

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被写体の影がきつく出て中途半端なライティングになってしまってることがわかります。トマトやトウモロコシの一部に影が入っていたり、ザルに野菜以外の影も写ってしまっていますね。
食材そのものの色味に注意するだけでなく、照明の角度やレフ板を活用して影の出方にも注意することが大事です。

残念な背景

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余分な背景が写っているのがわかりますね。そして余分な背景を意識するあまり、野菜の手前が切れて中途半端な構図になっています。被写体そのものは綺麗に撮れているので惜しい状態です。
スペースの都合などあると思いますが、なるべくペーパーや布等で背景(簡易スタジオ)を作って撮影しましょう。もしくはレタッチ時に白抜きにしてみたりトリミングで調整すれば解消できるポイントです。

中途半端なスペース

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被写体の左右とトマトの手前に中途半端なスペースが出来てしまっていて、意図したコピースペースにしては中途半端な構図です。スタイリング(野菜の並べ方)に気を使うことも大事なことがわかりますね。
野菜の並べ方だけでも解消できるポイントですが、例えば夏っぽい小物を置いたりしてスペースを潰しつつシーズナリティを付加したりもできます。

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ポイント

  1. 被写体が活きるライティング
  2. 考えられた構図
  3. 色にも留意したスタイリング
  4. 被写体に合わせた季節感の演出
  5. 適切なレタッチ(色、階調、コントラストの調整)

あらゆる技術を駆使しながらも被写体の美味しさがシンプルに表現されていて、見た人の食欲をそそるような印象ではないでしょうか。
「どう使われるか?」「どう写せば使いやすいか?」という点まで考えられていることが、写真でしっかり表現されています。

食材や料理などのブツ撮り時に留意したいポイント

下記の3点をじっくりと考察してから撮影に臨んでみてください。

・被写体の状態は良いものを
冒頭で述べたことですが、まずは目で見て誰もが美味しそうだと思う被写体を選び、美味しそうな状態を保つことを心掛けましょう。

・ライティングに気をつけましょう
被写体そのものを活かすライティングを心掛けましょう。被写体によっては自然光の方が美味しく見えることもあります。光の角度を調整したりレフ板を活用しながら様々なパターンで撮ってみることが大事です。また、白飛びと黒つぶれに注意して露出を設定することもお忘れなく。

・構図を意識してスタイリングを
どのように使われるかを意識して様々な構図で撮ってみましょう。必然的に被写体をどう並べればよいかが見えてくると思います。また、器やクロスなどの小物でスタイリングをして、食材や料理をどう演出すれば美味しく見えるかを工夫してみましょう。

ぜひ身近にあるものから撮影をしてみてくださいね。皆さまからのアップロードをお待ちしています!