こんにちは、PIXTAスタッフのmariです。
Adobeソフトのクラウド化やスマートフォンの動画撮影機能、視覚的に操作ができる動画編集アプリの普及によって、最近は「誰にでも動画編集ができる環境」が整ってきましたね。
そこで今回は、Macユーザーであれば身近な動画編集のアプリ「iMovie」と「動画素材」をつかって動画広告をつくる際の編集方法をお教えします。
ぜひ、参考にしていただき「明日から」ご活用いただきたいと思います!
今回、サンプルとして制作する「動画広告」のは下記の約35秒の動画コンテンツです。
PIXTA advertising video sample 01 from PIXTA on Vimeo.
<用意するもの>
- 動画素材(今回はmovファイルを使用しました)
- テキスト / ロゴデータ(今回はEPSファイルを使用しました)
- 音素材(今回はwavファイルを使用しました)
1.データの<読み込み>
「読み込む」ボタンを押して、まずは編集するデータを読み込みます。 使用する素材は、ひとつのフォルダにまとめておくと一括で「読み込み」をすることができます。
2.<プロジェクト>を作成する
「作成」ボタンをクリックして、「プロジェクト」を作成します。
3.<タイムライン>にデータをドラッグ&ドロップ
下段の「タイムライン」に、再生したい順番に動画素材をドラッグ&ドロップで並べます。
この「タイムライン」上で簡単に順番を入れ替えたり、尺を短くしたり長くしたりすることができます。
以下の点を気をつけながら進めると、スムーズに編集できますよ!
- 人物の表情や動きの中で「1番使いたいシーン」がしっかり映るよう調整する
- BGMに対して、アクションのタイミングが合っているパートを切り出し調整する
- テキストやロゴは、コピースペースの余白パートを狙って挿入する
4.尺やタイミングを<編集>
あらかじめ全体の尺が決まっていたり、尺に制限がある場合などは、タイムラインの上部に表示される「タイムコード」で時間を確認できます。
5.<音>をのせる
音ファイルがある場合には、「読み込む」ボタンで音ファイルもアップしましょう。
音ファイルの「読み込み」→「タイムラインにドラッグ&ドロップ」で音に合わせての編集がしやすくなります。また、音声ボリュームは大きすぎたり、小さすぎたりしないように調整をお忘れなく!
音調整は、右上の「音調整」レベルで調整することができます。 BGMとナレーション、複数の音楽をつなげるなど、音源が複数ある際には、全体の音のバランスを考えて調整するようにしましょう。
6.テキスト・ロゴをのせる
テキストやロゴもデータで用意している場合は「読み込む」ボタンでアップしましょう。もちろん、データがない場合は、左下の「コンテンツライブラリ」の「タイトル」から、タイトルやテキストを打ち込んで映像の中に配置することもできます。
7.トランジションを設定
トランジションとは、カットのつなぎめに施す「エフェクト(特殊効果)」のこと。
トランジションを使用することによって、例えば、【クロスディゾルブ】は、切り替わりを違和感なくソフトにみせることができたり、【白にフェード】をつかえば、よりつなぎの展開を強調させることができます。ぜひ、いろいろなトランジションを試してみてください!
8.書き出し
ここまできたら、あとは「書き出し」をするのみ!お疲れさまでした!!!
「共有」 → 「ファイル保存」で必要に応じたサイズを選択し、「mp4」ファイルの動画データとして書き出しすることができます。また、「共有」ボタンから直接ソーシャル(YouTube、Facebookなど)へワンクリックで共有することもできます。便利ですね〜!
動画素材をつかって「動画広告」をつくるときのポイント
- 素材を選ぶ時点で、極力光の具合やトーンが似ているものを選ぶ
- 気になった素材はすべてタイムラインに並べて編集しながら取捨選択する
- つながりを表現したいシーンの場合は、できるだけ違和感なくつながる素材を選ぶ
いかがでしたか。動画編集の作業が、かなり「お手軽」になっている昨今。
編集フローをマスターいただき、お仕事やプライベートでご活用いただきたいですね!
サンプル「動画広告」で使用した素材を見る
( この記事のTOP画像に使用した素材No.11311508|Syda Productions )