ついにPIXTAにもアノテーション部門発足

PIXTAは、AI開発・機械学習のための画像データのお問い合わせを多くいただいておりましたが、近年、アノテーションの実施もご相談いただく機会が増えてまいりました。

そこで、PIXTAの機械学習用データセット提供時に、最先端のアノテーション技術を提供できるよう、アノテーション専任部門を発足しました。

より高度な画像データ収集(検索代行)や、PIXTAでも応用してきた機械学習の知見を活かすことで、お客様が望むAI開発において重要な教師データの作成をサポートいたします。

目次

アノテーション部門発足の背景

2018年に機械学習用画像データ提供サービスを開始し、お客様からのご要望を元に、アノテーションサービス、人物画像データセットやマスク着用日本人画像データセット、人物俯瞰画像データセットなどを展開してまいりました。

年々多くの企業様から機械学習に関するお問い合わせをいただくようになり、2022年には前年の約3倍に売上が拡大しています。

これまでアノテーションは、提携企業のお力を借りるなどして対応してまいりましたが、この度、機械学習を使った開発等を行う海外開発拠点PIXTA VIETNAM CO.LTD・PIXTA VIETNAM AI開発チームにアノテーション専任部門を設置しました。

これまで自社プロダクトの開発に生かしてきたVIETNAM AI開発チームの技術とピクスタの画像審査の経験豊富な人材知識を結集してアノテーションサービスとして提供することで、よりスピーディーかつスムーズに、また最小限のコストでクライアント企業の要望に応えられると考えております。

PIXTA VIETNAM AI開発チームとは

2016年5月に、ベトナム現地の優秀なエンジニアメンバーを採用して立ち上げた、ピクスタの海外システム開発拠点です。

PIXTAの審査スタッフの肖像権審査を効率化させる使用する自社ツールの開発や、PIXTAで画像素材を探すユーザーの利便性向上のための類似画像検索機能の追加などを行いました。さらに作品を販売するクリエイター会員向けには、タグ情報の自動付与など、PIXTAにある膨大な画像データを元に重ねられた研究の成果を、自社サービスに活かしております。

画像データを用いた機械学習とAI開発を重ねてきたPIXTA VIETNAM AI開発チームのノウハウを活かすことで、PIXTAの機械学習用データセットと共に最適なアノテーション付与や、より高度な画像データの収集(検索代行)が可能になります。

提供可能になったサービス

◆高度な検索代行

教師データとして必要な要件を満たした画像データの収集をサポートいたします。

PIXTAの8,000万点を超える画像データの中から、例えば、同一人物のマスク着用あり/なしで画像バリエーションを提案したり、異なる年齢・性別や人種が被写体の画像を均等な点数バランスで提供したり、ベビーカー、車椅子、白杖などを使用している人物画像のみを収集するなど、自力で検索して収集することが困難な条件でもご相談いただけます。

◆アノテーション付与

バウンディングボックス(外接矩形)、キーポイント(骨格データ付与)、ラベリング(性別、カテゴリ、キーポイントなどのタグ付け)、ポリゴン、ポリライン、領域分割、オブジェクトトラッキング(動画アノテーション)など、お客様からの要望に応じて、多種多様な最先端のアノテーション技術を提供します。

なお、PIXTAの画像データにアノテーション付与することはもちろん、ご用意いただいた画像や動画、3Dデータ等へのアノテーション付与単体のご依頼にも対応いたします。

アノテーション例

外接矩形(BoundingBox)

対象となる物体の画像やテキストを四角い矩形にくくり、X/Y座標の2次元データを付与します。

顔検出や物体検出など様々な分野の機械学習で利用されています。セキュリティ関連、製品の外観検査、農業、自動運転、WEB上での画像での検索、など多岐にわたります。

領域分割(Segmentaion)

1画素単位でどの物体のカテゴリーの範囲であるのかを取得するためのアノテーション手法です。

自動運転、ロボティクス、医療診断画像など人体検知のほか、工業製品検査、土木建設現場などの高精細な情報を必要とする分野で多く利用されています。

骨格データ付与(キーポイント)

画像や動画データの中から人物の姿勢を推定する「姿勢推定」や「骨格検出」などに利用されるデータです。スポーツや医療・ヘルスケア業界、教育関連、セキュリティなど人の動きにまつわる分野で利用されています。

ラベリング

性別、カテゴリ、キーポイントなどのタグ付けなどのデータです。機械学習・AIプロジェクトに費やされる時間の80%がデータのラベル付けに使われると言われているほど、ラベリングは重要になっています。

※上記は一例となります。PIXTAの画像データにアノテーション付与することはもちろん、ご用意いただいた画像や動画、3Dデータ等へのアノテーション付与単体のご依頼も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

今後の展開

今後は、PIXTAの8,000万点以上の画像データを保有し、サービス開始以来10年以上にわたって、画像審査に技術を生かしてきた強みを活かし、アノテーションツールの自社開発を目指します。それによって、さらに質・スピード共に向上させ、よりスケールの大きなデータを取り扱うAI開発にも寄与したい考えです。

資料ダウンロード・お問い合わせ

PIXTAの画像データにアノテーション付与することはもちろん、ご用意いただいた画像や動画、3Dデータ等へのアノテーション付与単体のご依頼にも対応いたしますので、以下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。

また、PIXTAの機械学習に関するサービス資料はすぐにダウンロードしてご覧いただけます。ぜひ以下のボタンよりダウンロードしてご覧ください。

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