プロパティリリースについて

権利・その他

この記事は 約7分 で読めます

自分以外の個人・法人が所有・管理、あるいは権利を保有する被写体(建物・敷地や、ペット、アート作品など)を撮影した場合に、作品の販売にあたって許可を得るための書類を「プロパティリリース」といいます。

プロパティリリースって何?

プロパティリリースとは、個人・法人が所有・管理、あるいは権利を保有する被写体(建物・敷地や、ペット、アート作品など)が含まれる場合、その被写体の所有者にストック素材としての販売を同意してもらう許諾書のことです。

ストック素材を撮影・制作する際、被写体によってはさまざまな権利が発生する場合があります。
例えば、
・商標や意匠として登録された企業のロゴ・製品
・著作権の発生するキャラクター、アート作品
・第三者が所有する物品やペット
などが被写体として含まれる作品を、所有者や権利保有者の許可無くストック素材として販売してしまうと、権利保有者や購入者からのクレーム・訴訟などトラブルにつながる可能性があります。
特に、すでに売れてしまった素材が問題になった場合、その素材を使用した成果物の差し止め・回収費用など、損害賠償を求められるケースもあります。

上記のように個人・法人が所有・管理、あるいは権利を保有する被写体(建物・敷地や、ペット、アート作品など)が含まれる素材を販売する前には、事前に許可が必要かどうかを慎重に判断し、必要に応じてプロパティリリースを取得してください。

プロパティリリースってどんなときに必要?

「●●を撮った写真は問題なく販売できますか?」
「××で撮影した写真にプロパティリリースは必要ですか?」
といったお問い合せを度々いただきますが、PIXTAでは、 個々の被写体の権利確認については、クリエイターご自身で行なっていただくようお願いしております。PIXTAでは、個別の被写体についての権利確認や情報提供を行なうことはできませんのでご了承ください(※利用規約第11条参照)。

プロパティリリースの必要性については、被写体や撮影内容、素材の使用条件等によりさまざまに異なります。許可が必要かどうかの判断、また必要と判断された場合の許可の取得は、クリエイターご自身の責任の下で行なってください。
(※例えば、動物園で撮影する場合を例に挙げると、“個人の記念撮影はOKだが商用の撮影は一切禁止”のところ、“事前に許可を申請すればストックフォト用撮影が可能”なところ、“特に制限を設けていない”ところ、“敷地内の特定の場所や被写体のみ撮影禁止”のところなど、場所によっても対応はさまざまです)
また、取得されたプロパティリリースは、PIXTAへの提出は必要ありません。購入者の方からの問い合せがあったときのために、ご自身で大切に保管しておいてください。


以下は、ストックフォトの販売にあたり許可が必要かの確認を行なうことを、強くおすすめしている被写体の一例です(許可の必要な全ての被写体をカバーしているわけではありませんのでご注意ください)。

 

  • 著作権で保護されている芸術作品(作者の死後50年経過していないもの)
  • デザイン性のある製品(一点物の家具、雑貨、日用品などは特にご注意ください)
  • ペットや有名な動物など
  • 第三者が所有・管理している敷地内での撮影(テーマパークや動物園などの商業施設や、歴史的な建造物、知人の家など)
  • その他、撮影(商用撮影)に関して何らかの規制のある場所

 

販売用の素材を撮影・制作するクリエイターのマナーとして、撮影する対象についての許可確認については、ご自身で事前にしっかりとリサーチを行なってください。
基本的に、自分以外の第三者が所有・管理する場所や被写体、写真撮影に関して何らかの規制がある場所での撮影の場合には、事前に撮影許可の確認を行なったほうが良いでしょう。

また、ストックフォトの撮影は、個人の作品とは異なり、その写真が広告などの商用に利用される可能性のある【商用目的の撮影】です。
個人の記念や作品としての撮影はOKだが、ストックフォトとしての販売は許可していない、というケースもありますので、確認の際にはご注意ください。

ページの先頭へ戻る

プロパティリリースについてのよくある質問

 プロパティリリースが必要かどうか判断に迷う場合はどうしたら?

判断に迷う際は、念のため被写体の所有者・管理者もしくは権利保持者に事前に確認されることを強くお勧めします。
被写体の所有者・管理者もしくは権利保持者が不明な場合など、確認が取れない場合には、その素材の販売は控えてください。

 プロパティリリースが取得できない場合にはどうしたら?

プロパティリリースが必要だが取得できない素材の販売は控えてください。
ただし、風景写真の中に写り込んだ建造物等に関しては、撮影が禁止されていない公道から、あくまで風景の一部(=メインの被写体でない)として撮影されていれば、基本的には問題ないと考えていただいて大丈夫です。

 プロパティリリースってどうやって取得すればいい?

プロパティリリースの書類は下記のページよりダウンロード可能です。プリントアウトし、必要事項を記入の上、被写体の所有者・管理者もしくは権利保持者の方に署名してもらってください。

【プロパティリリースをダウンロードする】
»日本語版のダウンロード    »英語版のダウンロード

※取得されたプロパティリリースは、PIXTAへの提出は必要ありません。購入者の方からの問い合せがあったときのために、ご自身で大切に保管しておいてください。
なお、プロパティリリース取得済みの場合、販売素材のコメント欄にその旨記載されると、購入者の方が安心して購入することができます。

ページの先頭へ戻る

この記事が役に立ったと思ったら、シェアしてください!

お役立ちカテゴリ