クリエイターインタビュー:teresa

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teresa(自営業)

teresaさんについて教えてください。お仕事は何をされているのですか?

洋裁関係の仕事をしていて愛知県豊川市で洋服のオーダーとリフォームのお店を経営しています。

どんなきっかけで写真を始められたんですか?

カメラを始めたきっかけは6年前に自分のHPを始めたことです。

最初のカメラは35万画素の安いカメラだったのですが、 自分のHPがあまりにも野暮ったいので、何でだろうと思ったらカメラの性能が 劣っていたのがわかりました。 それですぐに400万画素のキャノンのパワーショットG3を購入したんです。

その当時では最高の画素数でした。 パワーショットは絞りとかマニュアル調整ができたのでコンバージョンレンズやクローズアップレンズを付けて撮影していました。
クローズアップレンズは No.10 の一番厚いものでしたね。

その状態が2年くらい続いて次にCANONのEOS Kiss DNを購入。その2年後に40Dを購入しました。現在もCANONの40Dを使ってます。

HPをはじめたきっかけはなんだったのですか?

もともと庭や花が好きで、自分の家の庭をみんなに見てもらおうと思ってHPを始めたのがきっかけです。
それで、HPの為に写真を撮っていたら、写真のほうがおもしろくなってきてしまって・・・
愛知万博があったり色々なところに旅行行ったりして撮影してたら、カメラって面白いなと目覚めちゃったんですね。

カメラが面白い、と思ったところはどこでしょう?

実物より綺麗に撮れるところです。
ホームページを立ち上げて間もない頃、カメラでこんなに綺麗に撮影できるんだ、と気づいた『キメラのつばさ』というHPとの出会いがあったんです。 http://kimera.cool.ne.jp/

このHPの管理人の女性が、花のマクロ写真を撮影されていて、初めて観たとき、あまりにも綺麗で鳥肌が立つくらい感動しました。

管理人の方はプロなのでは?と思ってメールを送ったら、カメラを始めて1年半くらいです、って返事がきたんです。 1年半でこんなに綺麗に撮影できるのはカメラの性能もあると思い聞いてみたところ、やはりコンデジの高いカメラを使用されていました。

その時に薦めてくださったカメラがキャノンのパワーショットG3でした。あとは管理人の方が1年半できれいに撮影できるようになったんだったら私も撮影できる!と思ってがんばりました(笑)

ほかにも影響を受けたものがあるとお伺いしましたが

写真を始めて撮影してきた花の写真に飽きてきた時にナショナルジオグラフィックという雑誌に出会ったんです。今から3・4年前くらいですね。夢中になりました。

どういった点に感動されたんでしょうか?

わからないんですよね。なぜかわからないんですが、ナショナルジオグラフィックの人物写真は涙が出てきちゃうくらい感動しました。

キメラさんの花の写真を見て「きれい」と思って撮影を始め、ナショナルジオグラフィックをみて、また違うものを撮りたいと思いました。撮影対象の方向性が変わってきましたね。

人物写真の人の表情は凄くジーンと来るものがありますね。その人の生き方とか歩いてきた人生とか出てくるかなという気がします。 そうやって写真をみると、「凄いなぁ」と思いますよね。

絵は好きでよく美術館に行きますが、写真は絵画に比べて情報量が多いので時間をかけて観る事ができます。 人物の表情や撮影風景がとてもリアルなところがいいと思います。

teresaさんにはお二人のお子さんがいらっしゃるとお伺いしたのですが、お子さんが生まれた時に写真を撮りたいと思わなかったんですか?

全然思いませんでしたね(笑)撮影したのですが、ただ撮ってるだけでしたね。記録写真みたい。色も構図も何も考えてないですね、今思うと。

普段はいつ撮影されているんですか?

休みの日にとったり、お昼休みに撮ったり、時間のある時に撮影しています。

私の場合、物撮りが多いので、休日とかお昼休みとか、とにかく時間が空いたときに撮影しています。 定休日などは必ず撮影するようにしていますが、天気が悪かったり日が沈んでしまうと撮影できなくなるので、天気がいい日は必ず撮るようにしてます。

その時に100円ショップで小道具そろえてます。最初は普通に小物をそろえてましたが100円ショップに行ったらびっくりするほどいいのがあって! どうしてもなかったら他で探しますけど、100円ショップはかなり活用してますね。

撮影のテーマはどのように決めてらっしゃいますか?

PIXTAにないものを撮るようにしてます。みんながあまり撮影してないんじゃないかな、というのを撮影してます。

最初の頃に撮影していた花の写真は、他に撮影している方がたくさんいて、競争率が高いので撮影するのはやめました。しかも花の写真はあまり売れないんですよね。

逆に売れる写真はいろんな企業が使える写真です。ある固定的な業種の会社だけじゃなくて、あらゆる業種が使える写真が非常に回数が売れます。

最初のころはこの写真が売れるのか!と思いましたね。コマーシャルの写真はこういうことかと。 それで花の写真を撮影するのをやめて、売れるテーマを見つけて撮影するように自分の方向性を変更しましたね。

売れるテーマに関しては新聞等の情報から考えたりもしてます。たとえば介護のニーズが高まっているので、介護の写真を撮影したり、時代性のあるものを撮影したり。情報に敏感になるように意識してます。

それと、気をつけている事としては、今の流行でない小物などはなるべく使わないようにしています。ちょっとでも時代が感じられると古臭い感じになってしまうので。

古い雑誌の写真を見てると何が古いかわからないけど古いなと感じますよね。 どのディティールが古いかよくわからなかったりするけど全体で古く感じでしまう事がよくあるのでそういったことは気をつけてます。

細かいところで写真のイメージが変わっちゃいますよね

そうですね。細かいところといえば、傷やホコリにも気を使ってます。レンズの汚れが付いちゃう事があってアップにすると目立ちますし、ピントがちゃんと合ってるかどうか、そういったことにも気を使います。

写真は本当に神経を使いますね。でも購入者に使ってもらうので、いい加減な写真ではいけないですね。

そういった細かいこだわりが結果に出ているんでしょうね

そうだとうれしいです。

PIXTAを始めたきっかけをお伺いします

ある人から紹介されて、会員登録しました。最初は売る事が目的ではなく、自分の写真がうまいのか下手なのか良くわからなくて評価してもらえる事がいいな、と思って始めました。登録したのは2006年の10月です。

PIXTAを始める前は、ブログを見てメールなどで「うまいですね」というメールを頂いたりしたんですが社交辞令などもあったりするので、客観的な評価が欲しいなと思って。正直、自分の写真が売れるとも思わなかったんですよね(笑)

PIXTAを始めてよかったことは

近所で写真をやっている人がいなくて、写真の話をする人がいなかったんですよね。 PIXTAでは写真に関して色々と話ができるし、写真を通じたコミュニケーションをとれるし、評価もしてもらえるのでとてもうれしいです。おまけにちょっとしたお小遣いももらえるし(笑)

やっぱり写真やっている人たち同士で話ができるのがいいですね。

撮影するときの注意点はありますか?

一番意識するのは光です。光が入らない時は撮影しないですね。光が入る事で写真の中の空気感を感じ取れる写真を意識するようにしています。なかなか写らないものですけどね。

次に色。配色にも気を使います。洋服の色であったり、小物の配色であったり色の組み合わせに気を使います。

それとうまく撮影するのに構図を覚えました。人って構図にある一定のパターンあると思うので、それを覚えちゃえばいいんだと思って。友達はそんなことできるわけないじゃない、って言われましたけど何回もみて覚えちゃえばいいと思って。

ほかには、昔、自宅が住宅会社のパンフレットのロケ地として使われたことがあったんです。その撮影をしに来たプロフォトグラファーから参考になる事が色々ありました。

とても初歩的なことですが、室内などインテリアを撮るときは余計な物を片付ける。 その上で花などの小物を置いて自分のイメージどおりにする。

それまでの自分の撮影は、特に片付けもせずあるがままの自宅を撮ってしまっていたんですね。 これはとても参考になりました。

撮影した後のセレクトの仕方・方法を教えてください

たくさん撮影した中から感覚的に決めます。とにかくぱっぱっと決めます。並べてこっちがいいあっちがいいって。たまに後で見比べてこっちがよかったかなぁと思ったりもするけど時間がないので早く決めてますね。そんなに時間をかけてやってないです。人物写真に関しては笑顔がいい写真を選びます。

タグ付けで気をつけてることはありますか

あ、タグ付けは苦手なんです・・・最初は小難しいタグをつけなくちゃいけないのかなと思ってましたが最近は普通につけてます。たまに人の写真を観てどういう風につけてるかなぁ、と調べることもあります。

でもタグは大事ですよね。適切なものが付いてないとそれで購入者が探すわけだからちゃんと検索されなくなりますよね。これで枚数が増えてくるとタグがちゃんと付いているか付いていないかで売れ方が変わってきますよね。

最近売れている介護の写真はどのような経緯で撮影されたのですか?

病院の院長の奥さんが友達なんです。今回、老人ホームを建てることになって、その宣材写真なり、パンフレットの撮影を依頼されたんです。それで、PIXTAに掲載してよければ撮影しますよ、とお話したら、PIXTAに掲載して良いというお返事でしたのでOKしました。

撮影後に、院長先生がとても写真の出来を喜んでくださり看護婦さんもどこの病院で撮ったの?って言うくらいすごく喜んでくださいました。ただ、よく撮れた写真のうち3枚は病院側で使用ということでPIXTAには掲載できてないんです・・・残念。

その介護イメージ撮影の中でどのような点に苦労されましたか

おばあちゃんモデルを探すのが大変でした。イメージに合う人を探すのに10人くらいにお会いしました。近所の方や知り合いの方におばあちゃんモデル候補がいたら紹介して、って話をしていたんですね。そうするとみんな「この人素敵ですよ」って紹介してくれて会いに行くんですけど歯がない方がいらっしゃったりして、ストックフォトなのでそういう方にお願いすることもできなくて、なかなか難しかったです(笑)

最終的に決まったモデルさんはどなたかの知り合いだったんですか?

知り合いの酒屋さんがいろいろな方を知ってらっしゃるんですね。きれいで白髪で75歳以上でちょっと上品でセレブ風な方いない?って聞いたら『いる』っていう話で。

それでその日にすぐに会いに行きました。本当にそのとおりの雰囲気の人で「モデルをお願いしたいんです!」とお願いしたら「いいですよ」っておっしゃってくださいました。

モデル探しなどはとても大変だと思うのですが、それでも撮影を実現させるモチベーションは何でしょう

やっぱり撮りたいって気持ちなんですよ。撮りたいって思ってイメージがわいてくるとどうしても撮りたくなっちゃうんですよね。それだけです(笑)

でも普通はあまりやらないですよね。性格的なものかな。 「こういう写真を撮りたい」って思ったり、イメージが閃くと撮りたくなっちゃうんですよね。

家の中を思い浮かべて、あの場所でこのアイテムをこうしてああして、って考えるとイメージが「バーっ」と浮かんですぐ撮りたくなっちゃうんです。家の中がぐちゃぐちゃになりますけど・・・リボンはいたるところに転がってるし(笑)

これからとりたい撮影テーマはありますか

繰り返しになりますが、人が撮影してないテーマを撮りたいです。人物は好きなのでどんどん撮って行きたいです。

PIXTAに登録したからには売れたほうがいいと思います。 そして、売れるにはどうしたらいいかと考えたとき、とにかく売れるテーマを考えて、気取ったかっこいい写真をとろうとしなくても、素直にテーマをうまく表現した写真であればいいと思います。

最近それが面白くなってきたんですね。やってるうちに知的ゲームみたいな感じがしてきて。私が考えたイメージやアイデアが、購入者のイメージに合って購入してくれる快感が面白くなってきました。頭を使って、どうしたら写真で売れるテーマを表現できるかを考えることが面白いです。

最後にPIXTAに期待することはありますか

購入者が使用用途に何も書いてない人がいるのでそれを書いてもらえるとありがたいですね。あとは実際に購入された写真が使用されている実績や写真素材を使ったHPとかが見れるとありがたいです。

最後に世界に打って出るっていうのはぜひ実現してほしいです。

teresaさん、ありがとうございました。

今回ご紹介しているクリエイター

teresa

teresa
»https://pixta.jp/@prof808/

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