クリエイターインタビュー:ちえり

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ちえり(主婦)

「ちえりさんについて教えてください

静岡県清水区で、主人と9ヶ月になる娘3人で暮らしている主婦です。PIXTAには、2007年の秋に登録をしました。

では、まだ数ヶ月の登録なのですね。PIXTAに登録するきっかけはあったのですか

娘が生まれて外に出るのが難しくなりました。家でできることはないかなと思っていました。以前からストックフォトの存在は知っていたので、どこか私の写真を載せてくれるところはないか探していたときに、見つけたのがPIXTAでした。

それに、個人で写真を撮っていても発表する場がないなと思っていました。友人にみてもらったり、ブログに載せたりしますが、見る人は限られていて、たくさんの人にみてもらう機会ってないんです。そこで、PIXTAに登録してみようと思いました。

お子さんが生まれる前は、お仕事はされていたのですか

はい、3年ほどウエディングフォトの仕事をしていました。

もともと写真を勉強されていたのですか

いいえ、ウエディングフォトの仕事をする前は、カメラや写真の知識は全くありませんでした。カメラ屋さんでアシスタントの募集があったので面接に行ったんです。経験がないということをお話したのですが、問題ないということで働かせてもらうことになりました。

はじめは、メインのカメラマンがいて、その方のアシスタントとして働きながら写真を教えてもらいました。アシスタントといっても、初めから実際の結婚式場に入ってどんどん撮らせてもらったので、とても勉強になりました。

カメラマンに憧れがあったのですか

なんとなくはありましたが、カメラマンになりたい、というような強い感情があったわけではないです。 あえていうのであれば、以前、設計事務所に勤めていて、そこで完成した建築物を撮影する女性のカメラマンの方がいらっしゃいました。その方のことを、「かっこいいな」と思っていたくらいです。なんとなく憧れていた程度で、写真を学ぼう、と思ったわけでもありませんでした。ですから、こうして写真にのめり込んでいるのが不思議なくらいです。

では、カメラマンという職業への憧れというよりは、写真自体がお好きなのですね

そうですね。子どものころから美術の時間は大好きでした。アート的なものに対して魅力を感じるのかもしれません。学生の頃は少し絵を描いていたのですが、「写真のような絵を描いてみたいな」と思っていたことがあるんです。 写真をはじめてからは、「絵のような写真を撮ってみたいな」と思うようになりました。

なるほど、「絵のような写真」ですか。写真を撮る前に、何かテーマを決めて撮影されるのですか

特にテーマを決めているわけではありません。 以前からしていることといえば、雑誌やちらしで「かっこいいな」「このイメージが好きだな」と思った写真は、切り抜いてストックをしています。それを見ながらイメージを膨らませて、日常の素材が「こんな感じに撮れそうだな」と思うと、実際に撮影してみるんです。

切り抜いた写真は「スイーツ」「植物」「小物」といった具合に分けて、ノートにペタペタと貼っているだけなのですが、とても参考になっていると思います。

撮影はどこでしているのですか

今は家の中だけです。 一番明るいリビングのベランダ側の窓の近くに、真っ白いテーブルを置いて撮っています。レフ板や鏡を使うことはありますが、特に光をあてたりストロボを使ったりはしていません。

では、昼間に撮影をしていることが多いのですね

そうですね、主人が仕事に出かけて、子どもが昼寝をはじめると「今だ!」と思って撮影しています。毎日というわけにはいきませんが、時間を見つけては撮影するという感じで、週に2,3日はカメラを手にしていると思います。

撮影する素材は、どうやって調達しているのですか

特別に用意するというわけではなく、主人が実際に着ているものを引っ張りだしてみたり、家にあるものを組み合わせています。 最近では、ケーキを買うときに、「おいしそう」というより、「映りがよさそう」と思うものを思わず選んでしまうことがあります。

それに、友達にいただいたものを写真で残すのが好きです。その写真を友達にお返しすると喜んでもらえるので、撮っていて楽しい素材です。登録している写真の中にも、いくつかあるのですが、その写真に対して見ず知らずの人から評価やコメントをいただくと、なおさらうれしくなります。

PIXTAを選んだ理由を教えていただけますか

「写真の質が高い」「更新が頻繁に行われている」そして、「一般のクリエイターでも登録できる」という3つを基準に探していました。それら全てあてはまるのが、PIXTAでした。

PIXTAに登録をする前、他のところに登録をしていました。 そこは、写真をアップする前に「審査」がありました。見てほしい写真なのに、「審査」ではじかれてしまうことがありました。気に入っているものがはじかれてしまうと、残念ですし、モチベーションも下がってしまいますね。 それに、登録している人の数が少なかったのか、写真の枚数も増える様子がないし、なかなか情報が更新されないので、PIXTAを見つけてからは登録をやめてしまいました。

PIXTAに登録して良かったことを教えてください

何らかの反応が返ってくるということです。 自分の写真に対して、評価やコメントをしてもらえるのがいいです。特に、PIXTAを見ている人はきっと写真を好きな方が多いと思います。写真を好きな方にコメントをしてもらえると、とても勉強になります。

コメントを読んでいると「他の人にはそう見えるんだ」という発見があります。自分では「自信作だ」と思って載せたつもりなのに、他の写真の方がよい評価をいただく場合もあるので、自分の写真を視点を変えて見ることができるようになりました。 それに、産休の間はどうしても家にこもりがちになるので、他の人と交流できることが楽しいです。今では、アクセス数が気になって、1日何回も見てしまうことがあります。もちろん、ちょっとした収入も入るので、趣味と実益が伴っていると思います。

PIXTAに登録してから変化したことはありますか

見ている人の目を気にするようになりました。 以前は、自分の撮りたいものだけを、撮りたいように撮っていたと思います。けれども、最近は「空間」を意識するようになりました。売れていく写真って、必ずしも対象が中心にあるわけではなくて、左右どちらかに寄っていて「空間」がうまく表現されているものが多いです。売れる写真を意識するようになったことが一番の変化だと思います。

売れる写真を意識するとのことでしたが、そのために、他に気をつけていることはありますか

写真をセレクトするときも、気に入ったものを絞り込んでいくようにしています。 私は同じ対象を200から300枚くらい撮るときがあるんです。その数百枚を私が見れば、似たような写真でも違う写真として認識できます。 けれども、他の人からみたら、「どうして同じ写真ばかり載せているんだろう」と思われてしまうと思うのです。ですから、自分の気にいったものだけをアップするようにしています。選ぶときは悩みますが、後でPIXTAを見ると、自分のお気に入りがまとめられているアルバムのようで、楽しいですよ。

ちえりさんが、今後撮ってみたい写真はありますか

やっぱり人を撮ってみたいと思います。 特に、顔の表情というよりは、手など人のパーツを撮影してみたいです。人が入ると、写真に温かみや動きがでて深みが増すと思います。 例えば、コーヒーカップを撮影するときでも、そこに手が入るだけで物語が生まれますよね。男性の手なのか、女性の手なのかだけでも、ぜんぜん違う表情がでてくるのがおもしろいと思います。

PIXTAに対する要望や期待を聞かせていただけますか

今でも満足しているのですが・・・。 そうですね、売れた写真を閲覧できるシステムがあればいいなと思います。今でも一部はブログなどで紹介されているのですが、もっと見てみたいです。 それを生かして、自分の写真のヒントになればいいなと思います。

あと、撮影会があるのですが、いつも東京で開催されるので、どうしても参加できません。静岡で開催するのは難しいかもしれませんが、もう少し近所でやってくれないかな、と思うことがあります。

最後になりますが、このサービスをずっと継続してほしいです。 写真は年齢などに関係がないので、この先もずっと応援していきたいと思います。 PIXTAのクリエイターさんのお気に入りの1枚を集めて、写真集のようなものを作るというものおもしろいですよね。たくさんのクリエイターさんがいるので、いいものができると思います。今が本当に楽しいので、いつまでも楽しい場所であってほしいです。 頑張ってください。

お忙しいところ、ありがとうございました。

今回ご紹介しているクリエイター

ちえり

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