クリエイターインタビュー:YUMIK

PIXTAクリエイター紹介

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YUMIK(フォトグラファー)

まずはYUMIKさんご自身のご職業や経歴について教えてください。

女性フォトグラファーです。
主に、雑誌、広告、企業広報などの撮影を多く手がけています。被写体としては人物を撮ることが一番多いです。

普段使用しているカメラ(デジタル)はCanonとPhase One、レンズはEF24-70mm F2.8L USM/ EF70-200mm F2.8L IS II USM/ EF100mm F2.8 マクロ USM/EF50mm F1.2L USMなどです。周辺機材は純正フラッシュ各種、Profoto社のストロボ、三脚はクイックセット社ハスキー、ジッツオ各サイズなどを使用しています。

PIXTAを始めたのはいつ頃ですか?きっかけは何ですか?

日々撮影をしてますので、使われなかった写真が大量に眠っています。 それを売る事ができないかなと思い、PIXTAのセミナーに足を運んだのがスタートです。3年くらい前だったと思います。

結局、ストックの写真は、ストック用に撮影するようになったので、当初の目的は果たせていませんが、今後、少しずつ眠っている資産も活かせたらいいなと思っています。

人物イメージのストック撮影を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

ストックフォトサイトについては前からちょこちょこ見ていたのですが、PIXTAのセミナーでスタッフの方といろいろとお話をしてみて、受注のお仕事とは違い「撮影後も権利が自分に残り、一度登録すれば以後何度でも売れる可能性が続く」という点、「自分の好きな時間に好きなペースで、好きなものを撮ることができる」という点に改めて魅力を感じ、ストックフォト用に人物撮影を始めてみることにしたのが始まりです。

最初は、特に計画や戦略を立てて、というほどではなく、モデルさん一人のロケーション撮影など取り組みやすい内容から始め、手応えを感じてから、さらに幅を広げた撮影にもチャレンジするようになりました。

登録してからどのくらいの期間で「売れる」ようになりましたか?売上に対して、何か目標は決めていましたか?

3ヶ月程度で売れ始めました。
特に明確な目標があったわけではないですが、漠然と「コンスタントに毎日売れるようになったらいいな」とは思っていました。

ストック撮影を始めたばかりの頃と現在で、変わったことは何ですか?

始めた頃は、売れる写真ってどんな写真なのか?という事を考えて撮影に挑んでいましたが、それでは、私にとって写真に携わっている意味が薄れてしまいます。 もちろん、売り上げを上げなければ、ストックを続ける事が難しくなってしまうので、売れないとどうしようもないのですが、売り上げだけのために写真を撮っているわけではありません。

撮ってみたい主題、好きなライティング、気持ちのよいロケーション、自分が綺麗だなとか可愛いなと思う事、人、物。そんな自分らしい写真を撮影して、それをお客様に評価していただけるのが一番だと思っています。

「売れる」かどうかだけではなく、自分の好きなもの、自分らしさを大切にして撮影に臨んでいらっしゃるのですね。YUMIKさんらしさや、ご自身の強みになっているポイントってどういうところですか。

私は、明るいテーマを撮りたいなと思っています。かわいらしい赤ちゃん。元気に遊ぶ子供たち。幸せな家族や、人生を楽しんでいるシニア世代など。

マーケットを分析して、テーマを決める方が多いと思いますが、私はもともと好きな事を仕事にしたくてフォトグラファーになりました。 だから、私はストックフォトでも、なるべく自分の好きなテーマを撮りたいと思ってます。 好きなモノやコトは、フォトグラファーそれぞれの個性です。 それを撮り続ければ、おのずと自分にしかつくる事のできないライブラリが出来上がるはずです。 自分が好きじゃないものを撮っても、良いものは撮れない。

また、ストックフォトは商品であり、お客様が支払ってくださる対価に値する写真であるべきだと考えています。 最終的に販売する写真データは、商品として完成されていなくてはなりません。 ウェブや印刷物、さまざまな出力など、どんな用途にも「安心して使えるデータ」であることが保証されるべきだと考えています。 お客さまのマルチユースを前提に、仕事での印刷や出力経験を活かしてフィニッシュしています。

購入される方がどんな用途にも安心して使えるようなクオリティを保証するということも、徹底されているのですね。「自分らしさ」を大切にされているところ、かつ「クオリティ」を妥協せずに追求されているところに、YUMIKさんのオリジナリティや強みを感じます。

現在は人物専属クリエイターとして活躍されていますが、いかがでしょうか。

もともと、人物撮影が一番好きなので、人物中心の撮影に違和感はありません。
また専属は、スタッフの方との距離も縮まり、とても親身に相談にのっていただけるので、とてもありがたいです。
コミッション率が高いのも、もちろん魅力です。

クリエイター向けのセミナーなども積極的に開催されていますが、どのようなきっかけ、目的で始められたのでしょうか。

国内のストックフォトのクオリティーアップのために、微力ながら貢献したいと考えた事と、写真の楽しさを、もっと多くの方と共有したいと考えたからです。

売れる写真を撮ることだけを目標にするのでは、本当の写真の楽しさを知る事は、難しいと思うのです。写真って、もっと豊かで、奥が深くて、感動のあるものです。
私もまだまだ勉強中ですが、自分の持っている知識や経験を、伝えられたら嬉しいなと思いました。写真力がアップすれば、自ずと売り上げもついてくるのではないかと思います。

写真の本当の楽しさを知ることが、よりクオリティの高いストックフォトを撮影することにもつながっていくということですね。

映像素材も撮影されていますよね?何かきっかけがあって始められたのですか?

所属している事務所ではもとより動画の撮影をやっていましたので、ごく自然ななりゆきです。 今後も写真と同じくらい力を入れてやっていく予定です。

映像についてはいつもどういったところに気をつけて撮影を行なっていますか?

映像の撮影も原則として写真と同じです。事前にストーリーボードを作り、演出の方法や手段をよく練るようにしています。
テーマは気分や思いつきで決めています。ストックの場合、シークエンスでもシーンでもなく、いわばショットを販売するわけですから、編集の方が使いやすいように、シンプルな手段を用いてわかりやすく、つなぎやすいカットに仕上がるように心がけています。

写真と同じく、購入者の方にとっての使いやすさを重視して制作されているのですね。

写真、映像ともにご自身のスタイルで撮影を楽しんでいらっしゃるYUMIKさん。実はつい最近、活動の拠点を東京から北海道に移されたとお伺いしましたが、どのようなきっかけだったのでしょうか。

もともと、自然の中で生活したいという夢がありました。インターネットが普及して、一部の業種に関しては、どこにいても仕事ができる時代になりました。

フォトグラファーをやっている限り、実際の撮影があるため、東京を離れる事は難しいと思っていましたが、ストックに関しては、場所は関係なく、自分で企画して、撮影して、納品すれば良いのです。東京という場所に縛られる事なく、もっと自由に仕事も生活もできると考えました。

ストックフォトを始められたことが、夢を実現する良いきっかけとなったのですね。移住を決めるにあたり、ストックフォトから得られる収入も影響していましたか?

ストックフォトから得られる収入があれば、ある程度の期間をこちらでの基盤作りに使えると考えました。
ストックフォトの最大の魅力は、やはり著作権がクリエイターのものだという点です。

他の仕事であれば、月々ある程度の撮影をして納品をしないかぎり、収益を上げられる可能性はほぼありません。しかし、ストックフォトの場合、これまでに アップした作品は全て自分のものですので、アップしておけば、いつでも、いつまでも売れる可能性があるのです。

保証はないけれど、毎月ある程度の収益を上げられるようになってきた今が、移住を実行できるチャンスだと思いました。

確かに、一度撮影したものをストックしておくことで継続的に収益が得られるという点は大きいですよね。

北海道で、今はどんな生活をされていますか?

まだ引っ越しをしたばかりですので、生活と仕事の基盤をつくっている最中です。

引っ越しをした家は、北海道の帯広市郊外にあります。一戸建の家をお借りしたのですが、300坪ほどある庭の中には小川が流れていて、前には広々とした畑が広がっています。とてもきれいな所です。 今後、この庭でも撮影が出来るように、庭いじりをしたりして、プライベートなハウススタジオのように使える環境を整えていきたいと思っています。

素敵ですね!東京にいた頃と、ストック撮影のスタンスは変わっていきそうですか?

撮影スタンスは特に変わりません。今後も自分らしい写真にこだわって撮影していきたいと思っています。場所や撮影当日の天気もそうなのですが、与えられた状況や環境でしか撮れない写真を、私らしく撮影できたら良いなと思います。

今後の目標についてお聞かせください。

まだまだ生活の基盤づくりに追われている段階ですが、ストックフォトへの取り組みの比重は今後増やしていきたいと思っています。購入していただいた方が、また見に来ていただけるような、そんなライブラリをつくっていきたいです。

また、北海道に移住したので「自然を撮るんですか?」と聞かれることも多いのですが、自分としては、むしろ「人」とのつながりをキーにして活動していければと思っています。 地元の人達はみんな笑顔が素敵ですし、本当に「人」が温かいところなんです。また、周囲には私と同じような移住組のデザイナーさんなど、アート関係の方が多く住んでおり、「新しいものを受け入れる」風土もあると感じています。

まだ構想段階ですが、こういった方々と一緒に、何か地元ぐるみで「写真」に関わるクリエイティブな活動もやってみたいと思っています。

自然だけでなく、人の温かさも感じられる場所、YUMIKさんには本当にぴったりな拠点ですね。これからどんな作品が見られるのか、とても楽しみです!

最後に他のクリエイターに向けて、是非励ましやアドバイスをお願いします。

世界には、たくさんの素晴らしい写真があります。 コマーシャルフォトであるかないかを問わず、100年もの間、人々の目を楽しませてきた写真が存在します。外国のギャラリーに足を運ぶ贅沢が許されなくとも、今の時代、インターネットで巨匠たちの作品を見る事だってできます。憧れや目標は、高ければ高いほど、楽しい。売れたらもちろん嬉しいけれど、同時に自分の写真力を高めていけたら、もっと幸せだと思います。共に、楽しく写真を続けていけたら嬉しいです。

ありがとうございました!

今回ご紹介したクリエイター

YUMIK

YUMIK
»https://pixta.jp/@yu37mi/

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