モデルリリース 署名をもらう際に注意したい3点

モデルリリース 署名をもらう際に注意したい3点

今回は、人物撮影で「モデルリリース(肖像権使用同意書)」に署名をもらう際に押さえておきたいポイント3点をご紹介します。

PIXTAでは、個人が特定できる状態で写っている全ての素材について、「モデルリリース(肖像権使用同意書)」の提出をお願いしています。

モデルリリースは、モデルさんにストックフォト撮影について理解・納得してもらったうえで、安全に素材を販売するためにとても重要な書類です。

トラブル防止のために、まずはクリエイターご自身でモデルリリースを事前にしっかりと読み、モデルさんにも趣旨をしっかりと理解してもらったうえで署名してもらうようにしましょう。

モデルリリースに署名をもらう際に、必ず押さえておきたいポイントは以下の3点です。

● ストックフォト、ロイヤリティフリー素材とは何かを説明する
● モデルさんが同意する内容について説明する
● 必要事項をもれなく記入し、モデルさんには書類のコピーを渡す

以下、詳しく見ていきましょう。

1 ストックフォト、ロイヤリティフリー素材とは何かを説明する

ストック素材として販売され、実際に購入された場合には、さまざまな用途に、何度でも使われる可能性があることを伝えましょう。
なお、さまざまな用途で使われるとはいえ、モデルさんの名誉等を傷つけるような使用方法はPIXTAの利用規約にて禁止されています。

2 モデルさんが同意する内容について説明する

モデルリリース署名の前に、モデルさんには以下の内容に同意してもらうことが必要です。
1)加工や編集がされる可能性があること
2)全世界で、将来にわたって使用される可能性があり、使用については、申し立てや差し止め請求をする権利は放棄されること
3)素材が使われた場合でも、何に使われているかの詳細を教えてもらったり、成果物を要求することはできないこと(例えば、広告ポスターに使われたのを見つけた場合でも、そのポスターの製作元について尋ねたり、現物を送ってもらうようお願いしたりすることはできません)
上記の内容についてしっかりと伝え、納得してもらったうえで署名してもらいましょう。

3 必要事項をもれなく記入し、モデルさんには書類のコピーを渡す

記入漏れなど記載に不備のある書類は受理されませんので、リリース書類に同梱されているサンプルを参考に、もれなく記入してもらうようにしてください。その際、下記の点にご注意ください。
1)モデルさんの署名は必ずご本人かモデルさんの親権者(ご本人が未成年の場合)のものであることが必要です。(代筆不可)
2)モデルさんが未成年の場合、必ず親権者の方全員の署名をもらってください。
3)撮影者記入欄は、クリエイターご自身の自署もしくは記名・捺印が必要です。
4)書類の原本はクリエイターご自身で大切に保管し、モデルさんご本人にも必ず書類の控え(コピー)を保管してもらってください。

《その他、注意すべき点》
事務所に所属しているなど、ストックフォト以外の活動もしているモデルさんについては、ストックフォトの撮影を制限されている場合もありますので、事前にしっかりと確認をしてください。
事務所所属のモデルさんについては、必ず事務所の同意を得ていることを確認してください。(念のため、モデルリリース書類に事務所担当者の方の署名や捺印ももらっておくと確実です)
また、今は事務所に所属していなくても、将来所属する可能性がある場合にはそういった制限が後日発生することもありますのでご注意ください(素材の削除は可能ですが、すでに販売された素材の使用差し止めなどを行なうことはできません)。

いかがでしたか?
何度もお願いしたことのあるモデルさんを撮影する場合や、お友達など親しい方を撮影する場合でも、曖昧な説明で進めてしまうとトラブルの元になります。
必ず撮影の度にしっかりと説明をし、納得していただいたうえで撮影を行なってくださいね。