ベクターイラストのつくり方 STEP:1 〜超初級者編〜

イラスト

この記事は 約9分 で読めます
ストックイラストにおけるベクターイラストのつくり方

ストックイラストクリエイターのみなさんこんにちは。
今回よりイラストレーターを使って、手描きのイラストをベクターデータにする方法について、
超初級者編から紹介していきます。
ベクターソフト初心者の方向けの内容にしており、すでにご自身で描き方をマスターしている方はご存知のことも多いかと思います。
ただ「ストックとして販売できるベクターデータ」というのは少々特殊なことも多いですので、
ぜひご一読ください!

作業の準備のお話

下書き作成

まずは下書きを作成しましょう。紙と鉛筆でも、お絵かきソフトでもOK。
「自分のテイストに合ったのはどんなイラストか?」
「購入者はどういったイラストを欲しがるのか?」
「レイアウトはどうするか?」
など考えながら作成しましょう。
ここでの注意点は「ほぼ出来上がり!」と満足できるまでかいてみることです。
ベクターツールは確かに便利です。ですが初めのうちは、思った通りのものを画面上で再現するのはかなり難易度が高いです。
頭のなかのイメージを紙などにしっかりかきだしておくようにしましょう。

こちらの記事もあわせてチェック!!!
»【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《描いてみる編》

今回は左のようなイラストにしました。
バリエーションを作れるように複数のものをかいてみます。

取り込み〜配置

次はこれをイラストレーターに配置しましょう。取り込み方はスキャンがおすすめです。
取り込み方については↓も参考にしてみてください

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»【ストックイラスト初心者向け】はじめての手描きストックイラスト《データ化編》

PCへの取り込みが終わったら実際にソフトを使っていきます。
今回は Adobe Illustrator CS6(mac版)を使用しました。

新規ファイルを作成して、ドキュメントサイズ指定。PIXTAのXLサイズでの販売も考慮してA3にしました。

ファイル→配置→取り込んだ画像を選択。
配置する際、画像を選択する画面に「リンク」というチェックボックスが表示されますが、今回はこちらのチェックを外して作業をすすめます。

※配置画像の詳細は下記をご確認ください
Illustrator のリンク配置と埋め込み配置の違い
(外部リンク)

簡単なツールを使ってイラストをかいてみるお話

作業を始める前に

よく使う用語について

アンカーポイント イラストレーターで画像を作成する際に位置を指定する「ポイント」。
このアンカーポイントを複数指定していくと、アンカーポイントの間に線が作成され、様々な形を描画することが出来ます。
パス アンカーポイントによって作成された「形や線」。
ベクターデータはこの「パス」によって形成されています。
塗りパス 内側が色によって塗りつぶされたパス。
単色以外にグラデーションやパターンも指定することが出来ます。
線パス パスの上に指定された太さや形状で線をかいたもの。
輪郭線をかくときなどに便利です。
選択ツール 通常設定で画面左上、黒塗り矢印のマーク。一度作成したパスを拡大縮小したり縦横比変形するときに使います。
 このアイコンです。
ダイレクト選択ツール 通常設定で画面左の上から2番目、白塗り矢印のマーク。
作成済のパスの一部分や、アンカーポイントのみを修正したいときなどに使用します。
 このアイコンです。
ハンドル アンカーポイントを打つときにマウスを動かすと出てくる線。
ダイレクト選択ツールなどを使用してこれの先端の丸を移動することで、曲線の調整が出来ます。
レイヤー パスを配置していく「透明なシート」のようなものをイメージしてください。「このレイヤーにあるパス全てを操作する」のようなことが出来るので便利です。画面の右側に表示されるパネルで選択できます。
 このアイコンです。
【注意点】
作業をするにあたり、覚えておいて頂きたいことがひとつあります。
最終的には「EPSデータも他の人の手に渡る」ということです。
どんな人でも分かりやすいように、レイヤーを整理したり、不要なパスなどは逐一削除するようにしてください。

実際に作業してみる

四角形ツールや楕円ツールを使用して作成してみましょう!

まずはこちらのホワイトボードをつくっていきます。
作業前にまずは下書きをロック。その後、下書きとは別にレイヤーを作成します。

四角ツールを作ってなぞってみるとこんな感じでパスが作成されました。
一旦ひとつ配置した後は、レイヤーパレットで該当のものを選択し、不透明度を下げておきましょう。
こうすることで下書きを確認しながら作業できます

ちなみに画面の左側のこの部分、「ツールパネル」の一番下に「塗り」と「線」の情報が表示されています。
変更したい場合は「選択ツール」で対象のパスを選択して変更できます。

作業中、色を確認するときは随時レイヤーの透明度を100%にしましょう。

さて、四角ツールで作業を繰り返してかきおわったら、楕円ツールでキャスターの部分をかいていきましょう。
シフトを押しながらドラッグしていくと真円がかけますよ。

キャスターのカバー部分は一旦円をかいてから「アンカーポイントの削除ツール」で下の部分のアンカーポイントをひとつ消します。
その後「ダイレクト選択ツール」で両サイドの部分の「ハンドル」を「アンカーポイント」まで移動して消しちゃいましょう。

最後にレイヤーの不透明度を100%にしたあと、画面を確認しながらレイヤーパレットに表示されているそれぞれのパスを上下に移動して、重なりの順番を整えていきます。

こんな感じで出来上がりました。

今回は超初級編ということでいったんここまで。
次回はペンツールを使ったパス取りや、グラデーション、小技などのお話をする予定です。
ありがとうございました!!!

この記事の続きはこちら
»ベクターイラストのつくり方 STEP:2 〜超初級者編〜
»ベクターイラストのつくり方 STEP:3 〜超初級者編〜

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