開発スタッフが挑戦! 「ストックはじめて物語」vol.9 料理撮影編

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はじめまして。ピクスタ開発スタッフのIです。

「PIXTAではじめて作品が売れるまで、平均で92枚のコンテンツが登録されている」

というデータを出してみたところ、これが本当かどうか検証してみたくなったので、
カメラ初心者の僕がPIXTAでの素材販売に挑戦することになりました。

これから実際に撮影をして、作品をアップロードしてみようと思います。
はたして僕の写真を買ってくださる購入者の方はいるのか、期待と不安でいっぱいです。
今後ともお付き合いをよろしくお願いします!

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クリエイター名:sardine
※このアカウントのコンテンツの売上は、「PIXTA 復興応援プログラム」を
通じて東北の復興支援活動に寄付させていただきます。
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反省会からのリベンジ〜F値をきわめて売れる写真を撮る!


みなさんこんにちは、Sardineこと、ピクスタ開発スタッフのIです。
前回のコンテンツ反省会をきっかけに、売れる写真(購入者に好まれる写真)のポイントがわかってきました。 スタッフから指摘されたのは、明るさが足りず暗い印象の写真や、背景や構図が整理されていない写真、スタイリングが惜しい写真などでした。

写真が上手なスタッフからは、背景のぼかし方をマスターして
被写体を引き立たせるような写真の練習をした方がいいとアドバイスされました。

そこで今回は「ランチタイム」をテーマにF値のコントロール方法を学んでいきます!


今回は同じ被写体・構図でF値を変えながら撮影し、背景のぼけ具合の違いを観察してみることにします。カメラの位置を固定して、手ぶれを防ぐために三脚を導入しました!

今回は、お皿の上にサンドイッチを並べてカフェのランチセット風のイメージを撮影していきます。料理写真は鮮度も重要なので、サンドイッチはパッケージに入ったまま、位置だけを先に確認します。
まずは、お皿とコーヒーカップ、テーブルクロスの位置を慎重に調整していきます。 何度もファインダーを覗きながらテスト撮影を行ないますが、背景がきれいにぼけて、しかも不自然ではない配置がなかなか見つかりません。

20分ほど格闘して、ようやくセッティングが決まり、アングルを決めて撮影に入ります。


人物撮影と違って、静物の撮影はすべて自分が動いて調整をしないといけないので、 お皿の角度や背景の植物の位置などのバランス調整に神経を使いました。
アングルが決まったら、露出とISO感度の設定をして、絞り優先モードで撮影していきます。


テーブルクロスを変えて、縦位置でのバリエーションも撮影してみます。
今回は、反省会でのアドバイスを参考に以下の点に気をつけて撮影しました。

・ピンぼけや手ぶれに注意する
・サンドイッチの具材がよく見えるアングル
・全体的に明るくなるように露出を調整する
・テーブルとクロスの線が並行になるように気をつける


今回の撮影では、背景をぼかすためにF値を最大まで小さくして撮影していましたが、小さくし過ぎるとメインの被写体が部分的にボケてしまったり、ベストなF値というか、勘所がつかめず難しかったです。今後撮影していく中で、積極的に使って慣れていきたいです!

F値を変えた写真の違いを見てみる


▲F5.6 1/15 ISO100

▲F13 1/5 ISO100

今回撮影した写真を、審査スタッフのHさんにチェックしてもらいました。
料理写真を撮影するときに気をつけたいポイントとは……?

Hさん:今までより、だいぶ構図が良くなりましたね! NGになる写真はないと思います。
Sardine:よかったです(´∇`) ホッ。
Hさん:F値を変えて、背景もぼかせるようになりましたね。ただ…明るさがちょっと残念ですね。蛍光灯の下で撮影しているので、ちょっと青っぽく写ってしまっています。対処法としては、撮影した後にPhotoshopで色味を修正するか、撮影時にホワイトバランスの設定を変更しておくのもいいですね。
Sardine:ホワイトバランスですか…。確かにまったく気にしてなかったですね。
Hさん:ホワイトバランスは、どんな光源の下でも、オリジナルの白色に見せる設定です。白い物を撮影するときに、光源によって白色が変化してしまいます。白熱灯の下では白がオレンジっぽく見えたり、くもりや蛍光灯の下では青っぽく見えたりすることがありますよね。その色味の違いをカメラの設定で調整していきます。ただ、料理の場合は見たままの色を撮ることも大事ですが、美味しそうに見えるということが一番重要です。一般的には暖色系のライトで、露出が少しオーバー気味の写真が好まれます。
Sardine:なるほど…。レタッチで色味を調整してみます! もうひとつの写真はどうですか?



▲F5.6 1/20 ISO100

▲F14 1/3 ISO100

▲F29 1.3 ISO100

Sardine:この写真はコーヒーカップにクロスの模様が映り込んでしまっているので、審査で落ちてしまうのかな、と思ったのですが…。
Hさん:実際にセッティングしてあるものが映り込んでいる場合は、それでNGになるということはないですよ。カメラマンが映り込んでいたり、スタジオの機材などが映り込んでいるのでなければOKです。
Sardine:そうだったんですね! この映り込みはレタッチで消すのも難しそうだったので安心しました。
Hさん:気になったのは、テーブルの白と壁の色が分かれてしまっている点ですね。レタッチで背景を全部白にした方が、白い部分をコピースペースとして考えられるので、ストックフォト素材として使いやすいものになります。
Sardine:そうか〜、レタッチで背景の色を揃えたらいいんですね。今までだと、机の部分だけでトリミングをしちゃってましたね。
Hさん:トリミングをすると、写真を撮影したときの構図が生かせなくなってしまい、バランスが崩れてしまうので、できればレタッチで背景の色を合わせるようにしてみてください。あとは、サンドイッチの形が少し崩れてしまっているので、爪楊枝などで固定してみてもいいかもしれませんね。爪楊枝の先くらいであれば、レタッチで綺麗に消すことができます。料理撮影のちょっとしたテクニックとして覚えておいてくださいね。
Sardine:なるほど、爪楊枝は思いつきませんでした! セレクトやレタッチのポイントがだんだんわかってきました。どうもありがとうございました!

【第10回へ続く】

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